2013年4月 - 2016年3月
2型糖尿病に伴うドライマウス発症メカニズムをターゲットとした新規治療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
糖尿病は口腔乾燥症と関連があるとされるが,その詳細なメカニズムについては不明な点が多い.本研究では2型糖尿病モデルマウスであるKK-Ayを用い,糖尿病が口腔乾燥症を引き起こすメカニズムを解明することを目的とした.
その結果,小胞体からのCa2+放出が低下することによりCa2+濃度の上昇が抑制され,唾液分泌が低下していることが明らかになった.また唾液中のNa+およびCl-濃度は有意に低値を示し,導管細胞の増加による再吸収促進の関与が示唆された.
その結果,小胞体からのCa2+放出が低下することによりCa2+濃度の上昇が抑制され,唾液分泌が低下していることが明らかになった.また唾液中のNa+およびCl-濃度は有意に低値を示し,導管細胞の増加による再吸収促進の関与が示唆された.
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- 課題番号 : 25463011
- 体系的課題番号 : JP25463011