大規模殻模型計算; 低励起スペクトルから複合核状態まで
21st CNS International Summer School
- 開催年月日
- 2022年8月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
東京大学原子核科学研究センターが主催する、大学院生向けのサマースクールにおいて、大規模殻模型計算の基礎と最近の応用例について講義する。50分講義を2回行うが、第1回目は、原子核の独立粒子描像から始まり、多体状態の簡単な例として2粒子状態をとりあげ、配位混合の概念を説明する。第2回目は、より多粒子系へのアプローチとしてランチョス法を用いたハミルトニアン行列の対角化について説明し、その応用として不安定核の構造、電気双極遷移やガモフテラー遷移分布計算、核準位密度の計算の例を紹介する。