共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年4月 - 2022年3月

アミノペプチダーゼ活性解析を可能にする動的核偏極分子プローブの開発と生体応用

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

課題番号
20K15396
体系的課題番号
JP20K15396
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

動的核偏極(DNP)は、MRI感度を劇的に向上させる技術であり、次世代診断技術への応用が期待されている。一方で、この技術の応用に必要な生体で機能する分子プローブの種類が少ないことや新しい分子プローブを設計する指針が存在しないことが大きな問題となっていた。本研究では、アミノペプチダーゼ活性を検出するDNP-MRI分子プローブの開発を試みた。研究成果として、がんの血管新生、転移、悪性度などと関わっているアミノペプチダーゼN (APN) を標的とし、分子を精密に設計することで新しい超核偏極MRI分子プローブを開発した。また、開発した分子プローブをモデル動物へ適用し、生体内APN活性検出に成功した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K15396
ID情報
  • 課題番号 : 20K15396
  • 体系的課題番号 : JP20K15396