講演・口頭発表等

2009年3月

妊娠期からの多胎児妊婦ピアサポートの効果

岩手県立大学看護学部紀要
  • 福島 裕子
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  • 野口 恭子
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  • 蠣崎 奈津子
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  • 角川 志穂
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  • 遊田 由希子
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  • 橋本 扶美子
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  • 杉原 和子
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  • 古城 悦子
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  • 阿部 貴子
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  • 加藤 忍
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  • 森 智美
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  • 浅野 英利子

記述言語
日本語
会議種別

多胎妊婦とその家族に対する妊娠期からのピアサポートとして、事前に保健指導に関する知識や相談対応のスキルトレーニングを受けた多胎児の育児を行っている母親5名がピアサポーターとして多胎妊婦5名(モニター)とペアになり妊娠中からピアサポートを実施し、その効果を、モニター5名、ピアサポーター5名への半構成的面接から検討した。内容分析の結果、妊娠期からのピアサポートは、多胎妊婦に「双子の妊娠・出産をめぐる不安の解消や軽減」「知識や情報の充足と育児のイメージ化」「仲間づくり」の効果をもたらしており、妊婦のみならず家族にも関わることで、家族の不安の軽減や出産や育児へ向けた夫婦のイメージづくりを支援することができていることが分かった。