2013年4月 - 2016年3月
速中性子精密エネルギー測定のための新型検出器の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
新型無機シンチレータCLYCについて、速中性子の運動エネルギーを発光量から求めるという、新たな発想がどれだけの可能性を持っているかについての研究を、東北大学サイクロトロンラジオアイソトープセンターの中性子ビームラインを用いて行った。
当初の発想は、先行研究によって先に成果が報告され、その報告では、限られた中性子エネルギーの範囲ではあるものの、発光量から速中性子の運動エネルギーを得ることに成功しており、本研究の発想はおよそ正しかったといえる。ただし、検出効率が低いために、応用できる範囲はかなり限られていることもまた明らかとなり、CLYCを用いた速中性子運動エネルギー測定の限界も明らかとなった。
当初の発想は、先行研究によって先に成果が報告され、その報告では、限られた中性子エネルギーの範囲ではあるものの、発光量から速中性子の運動エネルギーを得ることに成功しており、本研究の発想はおよそ正しかったといえる。ただし、検出効率が低いために、応用できる範囲はかなり限られていることもまた明らかとなり、CLYCを用いた速中性子運動エネルギー測定の限界も明らかとなった。
- ID情報
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- 課題番号 : 25610047