共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2020年3月

ヘルスリテラシーとストレス対処力の形成により生涯学び成長する介入モデルの開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
16H05569
配分額
(総額)
15,990,000円
(直接経費)
12,300,000円
(間接経費)
3,690,000円

平成30年度は、以下6つのことに取り組んだ。1.理論的基盤の整理:ヘルスリテラシー(以下、HL)向上に有望とされる介入について、IROHLAが開発した包括的なHL介入モデルを中心に、理論的基盤の整理を行った。
2.コミュニティカフェを対象とした調査:HLを向上する可能性が高い介入の一つであるコミュニティカフェに着目し、コミュニティカフェの活動内容とヘルスリテラシーの関連について文献検討を行い、コミュニティカフェを対象にインタビューを実施した。質問紙調査を計画している。
3.女性のセルフヘルプグループ(以下、SG)を対象とした調査:女性のHLを向上する可能性が高い介入の一つとしてSGに着目し、SGとエンパワメントについて文献検討を行い、質問紙調査を計画した。
4.高校生を対象とした調査:高校生のHLの獲得に関連する経験及び資源に関する文献検討を行い、質問紙調査を計画した。
5.HL及び健康生成力SOCのWebアンケート調査:Webサイト「健康を決める力」のトップページやSNSなど各種メディアから調査協力への案内を見た人を対象に、HL・SOCと意思決定のスキルや情報の信頼性の確認の実施有無、健康や医療の情報源に関する利用意向並びに既存のコンテンツの閲覧状況との関連を明らかにし、HL・SOC向上のためのコンテンツ開発の資料とする調査を計画した。
6.HLと情報源、サポート資源、健康情報の見極め方に関する質問紙調査:実施した質問紙調査について前年度から引き続き分析を行い、学会にて成果発表を行った。

ID情報
  • 課題番号 : 16H05569