MISC

2012年9月

水晒し工程におけるトランスグルタミナーゼの挙動に関する免疫学的研究

日本水産學會誌 = Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries
  • 酒井 清悟
  • ,
  • 久保田 光俊
  • ,
  • 石田 貴之
  • ,
  • 前川 真吾
  • ,
  • 豊原 治彦

78
5
開始ページ
966
終了ページ
972
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2331/suisan.78.966
出版者・発行元
社団法人 日本水産学会

水晒し工程におけるトランスグルタミナーゼの挙動を明らかにする目的で,抗トランスグルタミナーゼ抗体を用いてスケトウダラなど各種魚肉すりみに対してウエスタンブロット分析を行った結果,すべての魚種においてトランスグルタミナーゼと思われるバンドが検出された。しかし,これらのすりみのミオシン重合能には顕著な違いがあったことから,魚種により坐りの程度が異なる原因は,トランスグルタミナーゼの有無ではなく,基質であるミオシンにおけるリシンとグルタミンの存在様式や重合反応機構の違いが原因であると推測された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2331/suisan.78.966
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10030871323
Web of Science
https://gateway.webofknowledge.com/gateway/Gateway.cgi?GWVersion=2&SrcAuth=JSTA_CEL&SrcApp=J_Gate_JST&DestLinkType=FullRecord&KeyUT=WOS:000311070700015&DestApp=WOS_CPL
ID情報
  • DOI : 10.2331/suisan.78.966
  • ISSN : 0021-5392
  • CiNii Articles ID : 10030871323
  • Web of Science ID : WOS:000311070700015

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