2018年12月
医療・介護のビッグデータ分析 訪問リハビリテーションサービス利用者の特性分析
社会保険旬報
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- 巻
- 号
- 2732
- 開始ページ
- 34
- 終了ページ
- 38
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 社会保険研究所
介護保険制度における訪問リハビリテーション(リハ)評価の在り方を再検討するための基礎資料を作成する目的で、2種類の訪問リハサービス利用者の特性について記述的分析を行った。西日本の複数の自治体における2015年10月の医科レセプトおよび介護レセプトのデータを用いた。対象者数は3758名で、訪問リハ利用者は1446名(38.5%)、訪看リハ職訪問利用者は2321名(61.8%)であった。要介護度をみると訪問リハ利用者で要介護4と要介護5の合計が33.2%であるのに対し、訪看リハ職訪問では28.2%で、前者で有意に要介護度の重い者が多かった。他に利用している介護サービスをみると、訪問診療と福祉機器貸与、通所リハは訪問リハで、訪問看護は訪看リハ職訪問で有意に利用割合が高かった。
- ID情報
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- ISSN : 1343-5728
- 医中誌Web ID : 2019110676