MISC

1999年1月

光電界電離再結合プラズマ中のX線レーザー利得分布

Inst. Phys. Conf. Ser.
  • 加道 雅孝
  • ,
  • 永島 圭介
  • ,
  • 匂坂 明人*
  • ,
  • 長谷川 登
  • ,
  • 田中 桃子
  • ,
  • 加藤 義章

159
開始ページ
293
終了ページ
296
記述言語
英語
掲載種別

OFIを用いた再結合型X線レーザーの発振においては、プラズマの電子温度を低く抑えることとレーザーのプラズマ中の伝搬距離を長く取ることが重要である。レーザーをガス中に高強度で集光すると、OFIによりイオン化が起こる。イオン化は、レーザー強度の高いビームの光軸付近で強く起こり、電子密度が高くなる。その結果、屈折効果によりレーザーはプラズマ中を伝搬するに従って広がり、真空中に比べて伝搬距離が短くなる。屈折の効果を考慮して、OFIプラズマ中を伝搬する極短パルスレーザーの計算コードを作成し、水素とネオンの混合ガスを用いた場合のレーザーの伝搬長及び、X線レーザー利得の空間分布についての詳細な計算を行った。さらに、OFI再結合方式X線レーザーの実験条件の最適化を行い、利得長積を求めた。

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URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2002449

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