2011年 - 2013年
CXCR4-βarrestin2-ERK経路を利用した膀胱癌早期診断治療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
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- 課題番号
- 23592330
- 配分額
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- (総額)
- 5,070,000円
- (直接経費)
- 3,900,000円
- (間接経費)
- 1,170,000円
本研究はレドックス関連因子であるTXNIPならびにERK経路の膀胱発癌におけるクロストークの解明を目的とした。膀胱発癌モデルマウスや膀胱癌細胞株におけるCXCR4-ERK経路、TXNIP-ARRB2経路の遺伝子、タンパク発現の結果からTXNIPはCXCR4-ERK活性を抑制することで膀胱発癌抑制に寄与していることが明らかとなり、TXNIPは今後、膀胱癌の早期診断、治療のための新規標的マーカーとなりうる可能性が示唆された。