板倉憲政 (Norimasa Itakura) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 岐阜大学教育学部学校教育講座心理学コース准教授
: 教育学研究科教育臨床心理学専攻准教授（兼）
: 研究推進・社会連携機構地域減災研究センター減災社会推進部門准教授（兼）
: 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科（博士課程）准教授（兼）（岐阜大学）

学位: 博士（教育学）

研究者番号: 20708383
J-GLOBAL ID: 201601005017549575
researchmap会員ID: 7000014303

　研究では，システム理論や臨床社会心理学に関する諸理論を基盤としながら家族関係（夫婦関係・親子関係）をはじめとする対人関係の解明に取り組んでいます。臨床では，家族療法やブリーフセラピー（短期療法）を用いて支援をおこなっています。また，ケースに対して有効であると判断された場合には，身体志向のアプローチ（Somatic experiencing^R, EMDR，臨床催眠 etc.）を柔軟に取り入れてカウンセリングを実施しています。

研究キーワード

5

研究分野

1

人文・社会 / 臨床心理学 /

経歴

3

2020年4月 - 現在

岐阜大学教育学部准教授
2014年4月 - 2020年3月

岐阜大学教育学部助教
2010年4月 - 2013年3月

日本学術振興会特別研究員（DC1）

受賞

2

2013年3月

東北大学総長賞
2012年11月

日本ブリーフセラピー協会平成24年度奨励賞

論文

69

金田論文へのコメント親面接のあり方について

板倉憲政

名古屋大学心の発達支援研究実践センター心理発達相談室紀要 39 77-79 2024年
皮膚感覚と感覚処理感受性が不安感や対人認知に与える影響

大津栞里, 板倉憲政

臨床心理学 24(1) 103-111 2024年
ペアレントトレーニングの効果に影響を与える阻害要因について

高山桃香, 板倉憲政

岐阜大学教育学部研究報告人文科学 72(1) 175-182 2023年
小児期逆境体験に関する概観 ─親のACEsが子育てに与える影響に焦点を当てて─

板倉憲政

岐阜大学教育学部研究報告人文科学 71(2) 115-123 2023年
Examination of the effect of a marital symmetrical communication pattern and the amount of communication on problem-solving: Attempt to apply Integrated Information Theory to the family system.

Wakashima, K, Sakamoto, K, Takagi, G, Kamoshida, S, Hiraizumi, T, Itakura, N, Ikuta, M, Sato, K, Hanada, R

International Journal of Brief Therapy and Family Science 11(1) 1-13 2021年
トラウマインフォームドケアの理論と実践－子どもの生活支援に焦点を当てて－

板倉憲政

発達精神医学研究所紀要 6 44-53 2021年
障害児・者のきょうだいの子ども時期における家族内役割と青年期における過剰適応との関連

清水渓介, 板倉憲政

家族心理学研究 34(2) 142-156 2021年
ユーモアとブリーフセラピー

椎野睦, 板倉憲政

Interactional Mind 13 54-68 2020年
Experience of Reflecting Process in Graduate School for Clinical Psychologist

Itakura, N., Mitani, S., & Kato, M.

Asian Journal of Human Services 18 92-99 2020年
A Single Session with Mother Who reframed her Daughter’s Dating Relationship

Sakai, H, Kato, M, Itakura, N, Miatni, S

International Journal of Brief Therapy and Family Science 9(1) 27-30 2019年
大河内由美子論文へのコメント

板倉憲政

愛知教育大学教育臨床総合センター紀要 20 39-41 2019年
母親が行う父親の育児関与への調整行動がワーク・ファミリー・コンフリクトに及ぼす影響に関する質的研究

渡辺瑞紀, 板倉憲政

岐阜大学教育学部研究報告（人文科学） 67(2) 121-129 2019年
犯罪被害者への心理支援の実践－リソースと身体志向に焦点を当てて－

板倉憲政

岐阜大学教育学部研究報告（人文科学） 67(2) 112-120 2019年
親子間での担任に関するコミュニケーションと高校生の担任に対する信頼感および登校回避感情との関連

板倉憲政

学校メンタルヘルス 20(2) 197-203 2018年
公認心理師とブリーフセラピー：福祉領域

板倉憲政

Interactional mind 11 71-75 2018年
公認心理師とブリーフセラピー

板倉憲政, 狐塚貴博, 野口修司, 森川夏乃, 駒場優子

Interactional mind 11 58-64 2018年
Factors affecting workers’ mental health based on gender differences －From the perspective of workplace satisfaction, marital coping, and WLB－

Itakura, N, Maruyama, H

International Journal of Brief Therapy and Family Science Vol. 8 8(2) 87-101 2018年
Attempt to apply Integrated Information Theory to family system: Focus on marital relationship

Wakashima, K, Sakamoto, K, Hiraizumi,T, Itakura, T, Ikuta, M, Sato, K, Hanada, R

International Journal of Brief Therapy and Family Science 8(2) 49-69 2018年
Effects of the presence of violators on the intention to commit illegal bicycle parking －From the perspective of behavioral criteria－

Itakura, N

Mental Health & Human Resilience International Journal 2(2) 1-7 2018年
南山論文へのコメント

板倉憲政

愛知教育大学教育臨床学研究 19 33-36 2018年

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書籍等出版物

17

森田美弥子・松本真理子・金井篤子(監)・窪田由紀(編) 危機への心理的支援

狐塚貴博, 板倉憲政, 森川夏乃

ナカニシヤ出版 2022年
若島孔文・野口修司（編）テキスト家族心理学

板倉憲政, 兪幜蘭, 酒井春佳, 荻野敬子, 井口宣子

金剛出版 2021年
Thoburn John W., Sexton Thomas L.（著）若島孔文・野口修司（監訳）家族心理学理論・研究・実践（Family Psychology: Theory, Research, and Practice）

板倉憲政 (担当:共訳, 範囲:第5章臨床実践の領域をマッピングすること p.105-p127.)

遠見書房 2019年
日本家族心理学会 (編) 家族心理学ハンドブック

板倉憲政 (担当:分担執筆, 範囲:Ⅷ家族研究法 5) 家族療法の事例研究 p.442-449.)

金子書房 2019年
松本真理子・永田雅子 (編著) 公認心理師基礎用語集よくわかる国試対策キーワード

狐塚貴博, 板倉憲政 (担当:分担執筆, 範囲:グループ・アプローチとシステム論的アプローチ)

遠見書房 2018年
第１章家族とは何ですか？－その普遍性と特殊性― 2節家族への心理学的アプローチ土肥伊都子(編）学びを人生へつなげる家族心理学

板倉憲政

保育出版社 2017年
平成28年度社会教育主事講習テキスト社会教育の対象理解と組織化

板倉憲政

2016年
第10章小1プロブレムと中1ギャップへの予防的アプローチ三谷聖也ら(編) 発達障害のライフデザイン支援－連携支援篇－平成27年度発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業（文部科学省受託事業）

板倉憲政

2016年
第8章変化を暗示する狐塚貴博・若島孔文（編）解決の物語から学ぶブリーフセラピーのエッセンス－ケース・フォーミュレーションとしての物語－

板倉憲政

遠見書房 2016年
仮設住宅でのニュースレターの活用長谷川啓三・若島孔文（編）大震災からのこころの回復リサーチシックスとPTG 新曜社 p.104-125

板倉憲政, 平泉拓, 佐藤美沙, 栗田康史, 牧田理沙, 小泉達士

2015年
非行少年の家族支援と就労支援長谷川啓三・花田里欧子・佐藤宏平（編）事例で学ぶ生徒指導、進路指導、教育相談中学校・高等学校編 PP.185

板倉憲政, 小林智

2014年
若者の就労等支援のあり方長谷川啓三・花田里欧子・佐藤宏平（編）事例で学ぶ生徒指導、進路指導、教育相談中学校・高等学校編 PP.58

板倉憲政, 浅井継悟

2014年
虐待する親だけが悪いのか？親と子どもと社会の相互作用長谷川啓三・花田里欧子・佐藤宏平（編）事例で学ぶ生徒指導、進路指導、教育相談小学校編遠見書房 PP.187

浅井継悟, 板倉憲政

2014年
第５章いじめ長谷川啓三・花田里欧子・佐藤宏平（編）事例で学ぶ生徒指導、進路指導、教育相談小学校編遠見書房 p.58-69

若島孔文, 張新荷, 板倉憲政

2014年
仮設住宅への心理社会支援長谷川啓三・若島孔文（編）震災心理社会支援ガイドブック金子書房 p.32-49

板倉憲政, 森真理, 平泉拓, 若島孔文

2013年
セラピストの個性の活かし方若島孔文（著）ブリーフセラピー講義金剛出版 p.29-31

板倉憲政

2011年
家族療法プロフェッショナル・セミナー金子書房

若島孔文, 横谷謙次, 狐塚貴博, 板倉憲政ほか

2010年

講演・口頭発表等

75

Posttraumatic Growthを促進する介入の効果に関する研究―転換的語り直しを用いて―【実践領域奨励賞（災害支援部門）】

木村悠人, 板倉憲政

日本ストレスマネジメント学会第21回大会 2023年
保護者の逆境的小児期体験が子どもの問題行動に及ぼす影響－メンタライゼーションとソーシャルサポートを調整変数として－

板倉憲政, 森川夏乃, 狐塚貴博

日本心理学会第86回大会 2022年
保護者の逆境的小児期体験が子どもの問題行動に及ぼす影響ー養育スタイルを媒介としてー

森川夏乃, 板倉憲政, 狐塚貴博

日本心理臨床学会第41回大会 2022年
ワークショップ: 研究編事例論文の書き方

板倉憲政, 高木源

日本ブリーフセラピー協会第13回学術会議 2021年
統合情報理論を家族研究へ応用する試み −夫婦の役割・個性・発想の差異に着目して−

若島孔文, 坂本一真, 高木源, 鴨志田冴子, 平泉拓, 板倉憲政, 生田倫子, 佐藤宏平, 花田里欧子

日本ブリーフセラピー協会第13回学術会議 2021年
公募シンポジウム東日本大震災から10年－東北大学P T Gグループの支援活動を振り返る－

浅井継悟(企画代表), 浅井継悟, 板倉憲政, 浅井このみ, 小林智, 平泉拓, 兪幜蘭, 野口修司(話題提供), 若島孔文(指定討論), 平泉拓(司会)

日本心理学会第85回大会 2021年
大会準備委員会主催シンポジウム 1 新しいカウンセリングの方向 ―カウンセラーは現代社会にどう働きかけることができるのか―

田所摂寿(司会), 益子洋人(話題提供), 板倉憲政(話題提供), 三好真(話題提供), 日野宜千(指定討論), 沢宮容子(指定討論)

日本カウンセリング学会第53回大会 2021年
ライフヒストリーが不適応過程と病的過程に及ぼす影響－体験の印象度とパターン性に着目して－

山本末優・板倉憲政

日本心理臨床学会第39回大会 2020年
ワークショップ：ジョイニング、ユーモア、パラドックス

板倉憲政

日本ブリーフセラピー協会第12回学術会議 2020年
対人場面におけるマイクロスリップの機能に関する検討

水野加奈・板倉憲政・狐塚貴博

日本家族心理学会第37回大会 2020年
教師ストレッサーと連携が教師のメンタルヘルスに及ぼす影響

幸畑美紅・板倉憲政

日本心理学会第84回大会 2020年
移住者のコミュニティに対する認識が個人・社会志向性を介して精神的健康度に与える影響－地方から都心部，都心部から地方の比較を通して－

板倉憲政

日本心理学会第84回大会 2020年
ワークショップ５ユーモアとブリーフセラピー

椎野睦・板倉憲政

日本ブリーフセラピー協会第11回学術会議 2019年
統合情報理論を夫婦および家族へ応用する試み－コミュニケーション・パターンに着目して－

若島孔文・坂本一真・平泉拓・板倉憲政・生田倫子・佐藤宏平・花田里欧子

日本ブリーフセラピー協会第11回学術会議 2019年
自主シンポジウム短期療法における介入への“ブリッジ”について考える ―どうしてクライエントは、その介入課題を受け入れてくれるのか?―

野口修司(企画・話題提供)・狐塚貴博(司会・話題提供)・兪キョン蘭(話題提供)・伊東優(話題提供)・板倉憲政(話題提供)・若島孔文(指定討論)

日本家族心理学会第36回大会 2019年
障害児・者のきょうだいの心理的適応ー家族内役割に着目してー

清水渓介・板倉憲政・狐塚貴博

日本家族心理学会第36回大会 2019年
母親による子どもに関する知識伝達が父親の子どもへの関わりに与える影響

五藤能敬・板倉憲政

日本心理臨床学会第38回大会 2019年
第二反抗期における親子関係とレジリエンスおよび過剰適応との関連

吉村薪歩・板倉憲政

日本心理臨床学会第38回大会 2019年
都市部から地方部への移住者に関する基礎研究－都市住民と地方住民との比較や性差に着目して－

板倉憲政

日本心理臨床学会第38回大会 2019年
ワークショップエピジェネティクスから見た家族心理学と心理療法

若島孔文・狐塚貴博・板倉憲政・高木源

日本ブリーフセラピー協会第10回学術会議 2018年

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担当経験のある科目(授業)

23

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所属学協会

6

共同研究・競争的資金等の研究課題

15

子育て困難感を抱える要トラウマケアの保護者を特定するスクリーニング尺度の開発

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2024年4月 - 2028年3月
家族に焦点化した災害時の心理支援に関するガイドラインの作成

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2023年4月 - 2026年3月
潜在的なトラウマ体験を持つ親に対するTICを応用した支援プログラムの開発

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2021年4月 - 2024年3月
問題解決力を持つ家族システムの解明－統合情報理論の家族システム理論への応用－

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月
地方部における移住者のコミュニティへの適応を促す介入プログラムの開発

日本学術振興会若手研究Ｂ 2016年4月 - 2020年3月
家族心理学特論(授業科目)

岐阜大学平成27年度岐阜大学活性化経費（教育） 2015年6月 - 2016年9月
郡上市と連携した移住者の適応プロセスに関する検討

岐阜大学平成27年度岐阜大学COC地域指向型プロジェクトプロジェクトA 2015年7月 - 2016年3月
抑うつの軽減を意図した子どもから親へのサポートプログラムの開発

日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B) 2014年4月 - 2016年3月
包括的ストレス反応尺度の開発、及びその使用に基づく被災地でのメンタルヘルス対策

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究（C) 2013年4月 - 2016年3月
思春期・青年期の問題傾向と家族構造および家族内コミュニケーションとの関連性の検討

日本学術振興会日本学術振興会特別研究員奨励費特別研究員奨励費 2010年4月 - 2013年3月
不登校問題に対するスクールカウンセラーの効果的なアプローチ方法の検討

東北大学大学院教育学研究科大学院生中心研究プロジェクト研究助成採択 2011年5月 - 2012年3月
東日本大震災における長期的支援プランの構築とその効果に関する研究

財団法人明治安田こころの健康財団平成23年度研究助成採択. 2011年6月 - 2011年6月
臨床心理士指定大学院における実態と今後の課題について－大学院生に対する育成プログラム開発に向けて－

東北大学大学院教育学研究科大学院生中心研究プロジェクト研究助成採択 2009年5月 - 2010年3月
子どもの視点による学校と家庭の関係構造と学校場面における対人関係との関連について

日本臨床心理士会日本臨床心理士会研究助成採択 2008年10月 - 2009年10月
教師のリーダーシップスタイルとバーンアウト・共依存との関連性について

東北大学大学院教育学研究科大学院生中心研究プロジェクト研究助成 2008年5月 - 2009年3月

その他

8

岐阜放送「フォーカスぎふ」

2023年3月

アフターコロナを見据え子どもたちの心に寄り添う学習塾
中日新聞

2023年2月

現代っ子心の問題は
岐阜新聞

2023年2月

不登校対策を学ぶ
岐阜新聞

2020年5月

学校再開を控えた君たちへ非常時こそ養える力
岐阜新聞

2018年4月

研究室から大学のいま公認心理師養成スタート
岐阜新聞

2017年1月

みんなで防災・減災惨事ストレス未然防止が鍵
中日新聞

2016年11月

避難所心のケア重要岐阜大が防災シンポ～
岐阜新聞

2016年10月

濃飛回帰IターンUターン第7部番外編コメント掲載