基本情報

所属
東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 認知神経生物学分野 講師
学位
博士(理学)(大阪大学)

研究者番号
90456921
J-GLOBAL ID
201101016484623260
researchmap会員ID
B000003522

「主観的な意識内容」と「客観的な物質」との関係を科学的に解明することに挑んでいます。

この関係解明に向けてまず必要なステップは、主観的な意識内容そのものを科学的に捉えることであると考え、その方法としてCHACE法(Tanaka and Tanabe, 2019)を提案しています。

CHANCE法は、主観的な意識内容そのものを科学的に捉えるために、主観的な意識内容を認識論的に客観化することで、そのまま科学的なデータとして扱うための概念的な方法です。CHANCE法を科学実験に実装するためには、多様な角度からの基礎研究や新技術の開発が必要です。

現在は基礎研究および新技術開発のための実験系として、意識内容の中でも特に味覚刺激により引き起こされる「快感」と「嫌悪感」に焦点を当て、マウスの快・不快の味覚反応と単細胞レベルでの神経活動の関係解明に注力しています。


主要な論文

  15

主要な講演・口頭発表等

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

委員歴

  1

社会貢献活動

  5