北爪 佐知子

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研究者氏名
北爪 佐知子
 
キタヅメ サチコ
通称等の別名
KS004252
所属
近畿大学
部署
文芸学部 英語コミュニケーション学科
職名
教授
学位
文学修士
その他の所属
近畿大学

研究分野

 
 

学歴

 
 
 - 
1990年
大阪大学 文学研究科 英語学
 
 
 - 
1971年
大阪大学 文学部 英語学
 

論文

 
ユーモアの力学
北爪 佐知子
混沌   12 27-47   2015年3月   [査読有り]
伝統的理論である、ラスキンのSSTHの問題点を指摘し、ユーモアの本質は”twist”と呼ばれるひとひねりであり、小さな変化により、プロトタイプのシナリオが滑稽なシナリオに変化することが笑いを生じるとして、Twist Theory を提案した。
近畿大学の学習支援—近畿大学英語村E3—
北爪 佐知子
IDE 現代の高等教育   53-57   2013年10月   [招待有り]
近畿大学では、「楽しく英語を学ぶ」をコンセプトとしたE-cubeと呼ばれる施設を設立した。「英語の遊び場」と呼ばれるこの施設は、様々なアクティビティーを行う事により英語コミュニケーション力を育成する方法であり、効果のある英語学習方法である事を明らかにした。
図書館のグローバリゼーション
北爪 佐知子
香散見草   45(1 – 3) 1-3   2013年10月   [招待有り]
世界の図書館の傾向を鑑みて、図書館のグローバリゼーションの必要性を論じた。
環境危機の風刺画研究
北爪 佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   第24巻(第1号) 278-261   2012年9月   [査読有り]
環境問題に真剣に取り組まない人類に対しての風刺を紹介し、それを分析することにより、風刺とは何か、その本質と機能について明らかにすることを試みた。風刺とは、「批判」という発語内行為と、ユーモア行為とが混成されたものであり、ユーモア行為の本質は「ひとひねり」があることであると議論した。
西欧文化におけるユーモア:ブッシュ大統領の自虐的ユーモア
北爪 佐知子
日本語用論学会第13回大会発表論文集   153-156   2011年11月   [査読有り]
日本と西欧社会のユーモアの違いについて説明し、西欧文化におけるユーモアの重要性をブッシュ大統領の自虐的ユーモアを解説することで明らかにした。
日本語動詞の歴史的研究
北爪 佐知子
意味と形式のはざま      2011年4月
英語の動詞は、'close/close', 'open/open', 'recover/recover' などのように他動詞と自動詞は同じ形態をとる事が多いが、日本語の動詞は、他動詞と自動詞は異なる形態をとり、「閉まる/閉める」「開く/開ける」「直る/直す」などのように、対となる他動詞と自動詞の型が幾つかある。この論文では、英語と日本語の比較考察を行うことにより、日本語の対となる型を、他動詞性の強さに従って並べる事ができることを明かにし、英語の中間動詞は日本語の可能態に対応し、他動詞と認知...
「笑い」と「ユーモア」の視覚的考察
北爪 佐知子
笑いの科学   (第2号) 63-71   2010年3月   [査読有り]
絵画に見られるユーモアとユーモア関連の著書の書体、図に見られるユーモアの間に共通に見られる特徴を挙げ、ユーモアの表し方には共通点があることを指摘し、ユーモアが人間の頭の中でどう認識されているのかを明らかにした。
日本人にユーモアのセンスはあるか?
北爪 佐知子
社会   Volume 47(Number 1) 35-41   2009年11月   [招待有り]
日本人にはユーモアのセンスが無いと言われているが、実際には、12世紀から受け継がれ、現在でも楽しまれている物がある。鳥獣戯画は鳥羽僧正が描かれた動物を擬人化したユーモラスな絵であるが、現在でも、模様が使われており、日本人は伝統を大事に受け継いでいることを議論した。
英語学教員としての20年
北爪 佐知子
混沌   6 33-35   2009年3月   [査読有り]
キャンパス留学—近畿大学英語村E3—
北爪 佐知子
英語教育   (12月号) 10-11   2008年11月   [招待有り]
近畿大学では、「遊びながら英語を学ぶ。」というコンセプトを実現するため、2006年11月、英語村を開村した。英語村での英語学習方法は、「キャンパス留学」と言われ、施設内では、コミュニケーションはすべて英語で行う。この学習方法の有効性を論じた。
風刺とメタファー
北爪 佐知子
混沌   (5) 115-142   2008年3月
風刺とは何かについてさまざまな定義がある。Draitser (1937) は、攻撃の対象が個人の場合はユーモアであり、対象が社会である時は風刺であると定義した。この論文では、同じ対象が攻撃される場合であっても、ユーモアと定義される場合と、風刺として定義される場合があり、Draitserの対象の違いによる定義では、ユーモアと風刺の違いは説明できないことをあきらかにし、さらに、 “Saddam’s Capture”という題で集積されている、風刺漫画を題材として、Austin (1962)の発話...
ブッシュ大統領の自虐的ユーモア
北爪 佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   19(2) 95-124   2008年3月
ブッシュ大統領の自虐的ユーモアを、オースティン(1962)の発話行為論を用いて、分析することにより、ユーモアの機能と効果を明らかにした。ユーモアの機能は笑いを起こすことであり、ユーモアの効果は、人生におけるマイナス面を緩和し、プラス面の効果をもたらすことであると議論した。
(英文)
ジョークとメタファーの認知モデル
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   17(1) 1-37   2006年7月
この論文では、ユーモアとメタファーの認知モデルを図示することにより、一見全く異なると見られる2つの言語形式には類似点があり、そのためメタファーを用いたユーモアが多く存在することを明らかにした。
ユーモアの認知的考察
北爪 佐知子
混沌   (3) 134-158   2006年2月
ユーモアのメカニズムに関しては、これまで、心理学的観点、言語学的観点、意味論的観点、語用論的観点、そして、認知的観点からの説明が試みられてきたが、十分にすべてのユーモアを説明できるメカニズムは提唱されていない。この論文では、認知モデルを提唱することにより、ユーモアのメカニズムを図示することを試みる。この認知モデルによりユーモアのメカニズムを理解するには、認知的・語用論的観点の両方が必要であることが明らかになったと議論する。
コンピュータージョークの人間性
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   16(1.2) 29-66   2005年2月
ベルグソン(1900)は、ユーモアの対象となるのは人間のみであり、動物や他の物体が対象となる場合も、その中に人間的なものが存在するためであるとした。この発表では、コンピュータージョークを用いて、人間以外のものがユーモアの対象となりうることを明らかにした。
ハリー・ポッターのファンタジーの世界とユーモア
北爪佐知子
混沌   創刊号 227-49   2004年2月
ハリーポッターのシリーズは世界的な人気を博しているが、この論文では、その人気の原因を、3つの要素にあると結論づけ、それは、笑いを起こさせる3つの要素と類似点があることを指摘し、人間の本質的楽しみであることを明らかにした。一見異なるユーモアの領域とファンタジーの領域に見られる類似点を明らかにした
学会のIT 化について
北爪佐知子
香散見草   佐知子2003(31) 5-9   2003年
コンピューターの発達とその普及はめざましく、学会でも研究活動でもIT化が急速に進んでいる。学会でのIT化とその利点、利用法などを紹介し、図書館でのIT化も併せて紹介する。
笑いが起こらないとき
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   13(1) 104-32   2001年12月
日本人にとり、英語のユーモアは理解するのが難しいといわれている。その原因を探るため、日本人の大学生にアンケートを実施し、その結果を分析した。その結果、ユーモアに内在する2つの世界を描き出すためには、語学力と背景理解が不可欠であることが判明した。
ダイアナ妃への悼辞の言語分析
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   10(1) 192-200   1999年12月
ダイアナ妃に対する弟スペンサー伯爵の悼辞は世界中から多くの賛同を受け、マスミディア及び王室への非難も成功を収めたとされている。本来非難を述べるべきでないと考えられる悼辞において、あえてその原則を破りながらも成功を収めた悼辞には、他の悼辞、追悼の言葉、追悼の歌等とは異なり、一人の「聞き手」に対して語られたスピーチではなく、異なる、複数の「聞き手」を対象とするスピーチであり、「話し手」である伯爵の様々な立場に基づく様々な視点からの発話である事が特徴となっていることを指摘する。さらに、「聞き手」...
英語学展望
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   10(1) 159-176   1998年10月
「英語学とは何か?」「語用論とは何か?」を英語学を専門としない人々を対象に分かりやすく概説し、英語学の現状とこれからの展望について概略した。英語学と英米文学との違いを説明することにより,英語学の研究対象を明らかにし、次に、英語学の所要な分野を概説し、さらに、語用論とは何かをその代表的な理論を説明することにより明らかにした。
単一の視点と複数の視点
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   9(2) 231-258   1998年3月
久野(1977)は、'*John was hit on the head by me.'という英文の非文法性を、「共感度の一貫性」という規則を立てる事により説明し、「話者は一つの視点しか持てない」と規定した。さらに、この規則は日本語にも適応できるとしたが、この論文では、これに対応する「ジョンは私に頭を殴られた」という日本文は文法的である事を指摘し、日英では適格性に相違がある事を指摘した。この違いは、西欧では一つの出来事を固定した一つの視点から描写し、日本では複数の視点を許したり、視点を借り...
英語の中間動詞
北爪 佐知子
WORD 国際言語学会誌   47(2) 161-183   1996年8月   [査読有り]
'The chickens kill easily.' (この鶏は簡単に殺せる)は中間構文(日本語では可能態)と呼ばれ、意味的には、動詞は他者に働きかける他動詞の意味をもち、主語はその 動作の受け手と考えられるが、形態的には、本来動詞の後の目的語位置に来るべき被動作主が主語位置に来、しかも、動詞の形態は受動態のように変化をすることもない。このような特徴的な中間構文における動詞は、意味的観点から他動詞であるとの議論と、形態的観点から自動詞であるとの議論とに分かれている。この論文では、Oxfo...
「首」のイメージ
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   7(3) 155-174   1996年3月
後藤明生著『首塚の上のアドバルーン』という小説において、作品構成上「首のイメージ」がどのようにに表されているかを、時代を縦軸に、空間を横軸に図示することにより明示する。さらに、この小説にはいくつかの歴史小説や歴史資料がテーマとして取り上げられているが、これらの歴史的出来事が現代の人々に与える影響、つまり、この文学作品において示されている「歴史と現代との関係」についての作者の認識を明かにすることにより、この小説を「歴史」という文化的観点から考察する。
「首」の換喩(メトニミー)
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   7(2) 258-294   1996年1月
後藤明生著『首塚の上のアドバルーン』は「首」と言う一つの主題を中心として構成された小説である。この論文では、上記の小説における「首・頚」を言語学的視点から考察し、これらの語が、換喩 (metonymy)の一種である提喩 (synecdoche)であり、それが、慣用化され「頚部で切られた頭部」を表す語となり、新しい定義が生まれたと議論する。そして、この小説における「首」の持つイメージを議論し、共通する意味とイメージを基にしてこの作品が構成されていることを明らかにする。
中間構文の派生
北爪 佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   7(1) 126-148   1995年8月   [査読有り]
'The chickens kill easily.' (この鶏は簡単に殺せる)は英語では中間構文、日本語では可能態と呼ばれる構文である。「この中間動詞は形態的には主語のみで目的語はないため、自動詞である」との議論と「他動詞であるが、目的語位置に来る名詞が主語位置に移動した」との2つの議論があり、結論はまだでていないのが現状である.この論文では意味論的分析により、「中間動詞は他動詞として辞書に登録されるべきであり、中間動詞構文は、目的語が主語位置に移動した結果、統語的派生により作られた構文...
属格表現の日英比較
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   6(2) 152-168   1995年3月
'Taro's wife was hit by her husband.'という英文は非文法的であるが、同じ意味を表す「太郎の奥さんは夫に殴られた」という日本文は文法的であるというように、属格表現を用いたこれらの文の適格性については、日本語と英語とで相違がある事を指摘し、この違いは、ある個体を認識する場合、日本では全体主義的認知方法が一般的であり、英語圏では個人主義的認知方法がとられるという日英の文化的
置き換えと視点
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   6(1) 189-218   1994年11月
太郎と花子が夫婦であると仮定した場合、花子を指示するのに使われる「太郎さんの奥さん」という属格表現は、太郎の視点からの言語表現であるとして、久野は「視点の一慣性」という規則を提唱した。この規則では説明できない事象があることを指摘し、「置き換えと視点」という、文レベルのみならず、談話レベルにも適応できる包括的規則を提唱し、話者の「視点」が文の適格性に影響を与えることを指摘する
中間動詞の語用論的考察
北爪 佐知子
近畿大学語学センター紀要   3(2) 127-133   1994年9月   [査読有り]
'The chickens kill easily.' (この鶏は簡単に殺せる)は、英語では中間構文、日本語では可能態と呼ばれるが、「?この鶏が簡単に殺せる」のように、主格を表す「が」は用いられず、話題化を表す「は」を用いるという言語事実から、主語位置に来る名詞句は動作主ではなく、本来なら目的語位置に来る被動作主を話題化した構文であると議論し、統語論的分折や意味論的分析では説明できない中間構文を、「話題化」という語用論的観点から分折する。
中間動詞の意味論的考察
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   5(2) 219-236   1993年
'The chickens kill easily.' (この鶏は簡単に殺せる)は英語では中間構文、日本語では可能態と呼ばれる構文である。これらの文では'kill'(殺す)は他者に働きかける動作を表す他動詞と考えられ、'the chickens'(鶏)は 動作の受け手と考えられるが、被動作主は動詞の後の目的語位置ではなく、主語位置に来、しかも、動詞の形態は受動態のように'be killed'(殺される)のように変化をすることもない。この論文では、この構文に見られる中間動詞を意味論的観点から...
「場所を表す前置詞 + 動詞 + 主語」構文
北爪 佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   3(2) 177-194   1991年7月
この論文では、「語順」と「焦点」との関連性について、認知論的観点から例を挙げて解説する。'When I opened the door, out walked a cat'という英文には'When I opened the door, a cat walked out'という英文とは異なり、この文章を書いた作者は部屋の外にいたという意味が推測できる。このように語順が変わり'out'という場所を表す前置詞が文頭に来ると特別な意味が生じる理由を語用論の視点から考察する。
自由間接話法、自由直接話法のアイロニー効果
北爪 佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   2(1) 248-270   1990年6月   [査読有り]
小説には、登場人物の発言を伝達するために、さまざまな話法が使われる。英語には、日本語には見られない自由間接話法、自由直接話法という話法がある事が指摘されており、これらの話法には、直接話法、間接話法には見られないアイロニー効果が生じる事がある。アイロニーという修辞法を考察し、さらに、直接話法からこれらの話法へ転換する際のメカニズムを解明する。又、アイロニー効果が生じる理由を河上(1984)の心理構造モデルを用いて認知論的観点から解説する。
Because節についての一考察 - 語順と焦点 -
北爪佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   5(1) 317-345   1990年6月
理由を表わす日本語の接続詞「何故ならば」「ので」「から」を英語の接続詞'Because'に訳すと不自然な英訳になることがある。これは、日本語の理由を表わす接続詞と英語の接続詞はかならずしも意味が同じではなく、その用法も異なることに起因するものである事を示す。さらに、この用法上の相異は、日本語では、理由を述べて、その後から、主節を述べるという、日本文の理論構造に基づき、英語では、主節を述べて、その後から理由を述べるという英文の論理構造に基づくものである事を議論し、日英の文化的相違が言語に現れ...
直接話法と間接話法のメカニズム
北爪 佐知子
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」』   1(1) 391-412   1990年3月   [査読有り]
小説には登場人物の言葉を伝達するためのさまざまな話法が使われる.話法は日本語と英語では用法が異なっており、そのため、日本人の書く英語には誤まりが多く見られる。直接話法から間接話法への変換の規則は、これまで様々な研究がなされてきたが、この規則には例外が多く、又、英語のネイティブスピーカーが違反する場合も多い。この論文では、直接話法から間接話法への転換のメカニズムを解明し、例外、違反をも総括して説明づけられる規則を例を用いて示す。
文頭に現れるButについての考察
北爪佐知子
関西英語英米文学会   8 127-144   1988年
日本語の「しかし」「でも」など逆接を表す接続詞は、そのまま英語の'But'  に訳されるため、日本人の書く英語には文頭に位置する'But'が多く見られる. しかし、文頭に位置し、従って大文字で始まる'But'は、小文字の'but'とはそ の意味や用法が異なり、特別な意味を持つ。誤訳の例を挙げて、日本語の「しかし」と英語の'But'の違いを論述する。

書籍等出版物

 
言葉のしんそう(深層・真相)大庭幸男教授退職記念論文集
北爪 佐知子 (担当:分担執筆, 範囲:ユーモアの解釈:関連性理論対ブレンディング理論)
英宝社   2015年3月   
ユーモア解釈の方法として、関連性理論と認知言語学(特に、Blending Theory)による解釈が提唱されているが、どちらも、人間は単一の解釈原理を用いて全ての意味解釈を行っているとの主張である。この論文では、関連性理論と認知言語学によるユーモア解釈の欠点を指摘し、ユーモアの解釈には、ユーモアの主要要素である”twist”(ひとひねり)を解釈する事のできる、柔軟でかつ創造的解釈が必要であり、人は単一の解釈を全てにおいて用いているのではなく、複数の解釈方法を用いて柔軟に意味解釈を行っている...
英語学論説資料43号第2分冊
北爪 佐知子 (担当:分担執筆, 範囲:ブッシュ大統領の自虐的ユーモア)
英語学論説資料会   2011年6月   
『意味と形式のはざま』阪大英文学会叢書第6巻
北爪 佐知子 (担当:分担執筆, 範囲:日本語動詞の歴史的考察)
英宝社   2011年4月   
英語の動詞は、'close/close', 'open/open', 'recover/recover' などのように他動詞と自動詞は同じ形態をとる事が多いが、日本語の動詞は、他動詞と自動詞は異なる形態をとり、「閉まる/閉める」「開く/開ける」「直る/直す」などのように、対となる他動詞と自動詞の型が幾つかある。この論文では、日本語の歴史考察を行うことにより、日本語の対となる型を、他動詞性の強さに従って並べる事ができることを明かにし、動詞の形態と他動性には関連性があることを議論した。
英語学論説資料第42号第1分冊
北爪 佐知子 (担当:共著, 範囲:ユーモアの認知モデル(pp, 99-111),ユーモアとメタファーの認知モデル (PP. 214-232))
英語学論説資料会   2010年6月   
Cognitive Models of Humor(pp. 99-111)及び、Cognitive Models of Humor and Metaphor (pp.214-232)収録
How to do things with humor
北爪 佐知子
英宝社   2010年3月   
「ユーモアの本質とは何か?」というテーマは多くの学者が議論してきたが、一般的に受け入れられている統一的理論はまだないのが現状である。この著書では、ルノアールのユーモラスな絵画である「田舎のダンス」などの視覚的資料、ブッシュ大統領の自虐的ユーモア、ブッシュ大統領の迷語集、イラク戦争の風刺画、ハリー・ポッターとユーモア理論などの具体例を用いて、ユーモアの本質とは何かを提案する。この著書では、ユーモアの本質はひとひねりであり、「ひとひねり」と呼ばれる小さな変化が、プロトタイプのシナリオを滑稽なシ...
近畿大学英語村 -村長の告白ー
北爪 佐知子 (担当:共著)
開文社   2010年3月   
「楽しく英語を学ぶ」という新たな英語教育方法を提唱し、具体化した、英語村が開村されてから3年半が経ち、入村者も30万人を超えました。「英語教育革命』としてメディアにも多く取り上げられました。開村の時の苦労話、さまざまな工夫などを解説しています。
英語学論説資料英語学第39号第2分冊
ハリー・ポッターのファンタジーの世界とユーモア(44-53) (担当:共著)
論説資料保存会   2007年6月   
英語学第論説資料第38号第1分冊
論説資料保存会   2006年6月   
言葉のからくり
英宝社   2004年3月   
9月11日の同時多発テロ発生から4日後、ア−ミテ−ジ米副国務長官は、柳井俊二駐米大使との非公式の会談で「ショー・ザ・フラッグ」と発言し、日本に対米協力を迫ったとされている。この発言をめぐっては、誤訳だったのではとの議論が起こった。この論文では、意味論と語用論の観点からの考察を行い、その結果、ア−ミテ−ジ米副国務長官の「ショー・ザ・フラッグ」という発言は、「会話の推意」を用いて、「自衛隊派遣を含む最大限の貢献を自主的に行って欲しい」とのメッセージを伝えたと考えられることを明らかにした。
英語学論説資料第35号第1分冊
論説資料保存会   2003年6月   
英語学論説資料34号第1分冊
論説資料保存会   2002年8月   
ユーモアの英語
開文社   2001年9月   
広告の英語
開文社   2001年2月   
日本語論説資料第32号第1分冊
論説資料保存会   2000年9月   
日本語論説資料第32号第5分冊
論説資料保存会   2000年7月   
英語学論説資料第31号第3分冊
論説資料保存会   1999年7月   
英語学用語辞典
三省堂   1999年1月   
言語学では、日々新しい概念が提唱され、それにともない新たに使用される用語がある。論文・専門書を読むうえで、用語の意味を理解するための便利な
英語学論説資料第29号第1分冊文法
北爪 佐知子 (担当:共著, 範囲:Because節についての一考察(870-84)中間動詞の意味論的考察 (885-93)置き換えと視点(545-59))
論説資料保存会   1997年4月   
英語学論説資料第26号第3分冊
論説資料保存会   1994年7月   
英語学論説資料第24号第1分冊(下)
論説資料保存会   1992年8月   
成田教授還暦記念論文集
英宝社   1992年7月   
久野(l987)が指摘しているように (1)の文は不適格文である。しかし、(2)のように、疑問文に対する答えとなる場合は、同じ文が適格文になる。このように、単一では不適格となる文が、ある文脈では適格文になる理由を、'Substitution and Perspective Hypothesis'(置き換えと視点の仮説)という仮説を立てて解説し、「視点」と「談話」という語用論的要素が重要な要因となることを指摘する。

講演・口頭発表等

 
より良いコミュニケーションをめざして:日本人のユーモア [招待有り]
北爪 佐知子
近畿大学図書館講演会   2015年11月   
日本人のユーモアとは何かを示すため、12世紀に鳥羽僧正により描かれたと言われる
風刺画である鳥獣戯画について解説した。さらに、現代のユーモア例として、TVコマーシャルに見られる続き物のコマーシャルである「LOTO7」に見られるユーモアについても説明し、笑いの原因は何かを解説した。
近畿大学英語村 [招待有り]
北爪 佐知子
第2回言語と英語教育学会国際学会   2015年5月   
大学生の英語コミュニケーション力を向上させるため、近畿大学では、「楽しく英語を学ぶ」をコンセプトとした施設を設立した。「英語の遊び場」と呼ばれるこの施設は、「失敗をして笑われる事を恐れる」という日本人の心理的障害を取り除くのに有効で、効果のある英語学習方法である事を明らかにした。
授業外施設・プログラムを用いた大学英語教育改革 近畿大学英語村E3[e-cube] [招待有り]
北爪 佐知子
2014年度英語教育学会 (JACET)   2014年11月   
授業外施設・プログラムを用いた大学英語教育改革として近畿大学英語村E3[e-cube]のコンセプト、プログラムについて説明した。
英語村E3 [e-cube] グローバル化時代に向けての取り組み [招待有り]
北爪 佐知子
日吉ヶ丘高等学校講演会   2014年9月17日   
グローバル化時代に向けての取り組みとして、近畿大学英語村の活動を紹介した
日本のユーモア [招待有り]
北爪 佐知子
2014国際ユーモア学会   2014年7月   
「日本のユーモアとは何か?」という質問に対しての答えとして、長年日本人に親しまれてきた『サザエさん』『いじわるばあさん』を紹介することにより、日本人が好むユーモアは「勧善懲悪」をテーマにしたユーモアが多いことを議論した。
ユーモアの解釈:関連性理論対ブレンディング理論 [招待有り]
北爪 佐知子
2013国際ユーモア学会   2013年7月   
ユーモア解釈の方法として、関連性理論と認知言語学(特に、Blending Theory)による解釈が提唱されているが、どちらも、人間は単一の解釈原理を用いて全ての意味解釈を行っているとの主張である。この論文では、関連性理論と認知言語学によるユーモア解釈の欠点を指摘し、ユーモアの解釈には、ユーモアの主要要素である”twist”(ひとひねり)を解釈する事のできる、柔軟でかつ創造的解釈が必要であり、人は単一の解釈を全てにおいて用いているのではなく、複数の解釈方法を用いて柔軟に意味解釈を行っている...
英語教育革命—近畿大学英語村 [招待有り]
北爪 佐知子
平成25年度近畿地区英語・国際関係科等設置校棟学校長会   2013年5月10日   
The Village E3[e-cube]
北爪 佐知子
大阪府教育委員会 学びんぐキャンパス   2013年3月   
繰り返しはユーモアを創るか? [招待有り]
北爪 佐知子
第24回国際ユーモア学会   2012年6月   
Tannen (1989)は、小さな変化を伴う繰り返しが、ユーモアを生じさせるとして、繰り返しの機能のひとつとして、ユーモアを上げているが、この論文では、ユーモアは繰り返しにより起こるのではなく、小さな変化が大きな変化を起こすことから生じることを指摘した。
ユーモアの力学 [招待有り]
北爪 佐知子
第24回国際ユーモア学会   2012年6月   
伝統的理論である、ラスキンのSSTHの問題点を指摘し、ユーモアの本質は”twist”と呼ばれるひとひねりであり、小さな変化により、プロトタイプのシナリオが滑稽なシナリオに変化することが笑いを生じるとして、Twist Theory を提案した。
ユーモアの本質「ひとひねり」 [招待有り]
北爪 佐知子
第12回国際語用論学会   2011年7月   
ユーモアの本質について、認知言語学者が様々な提唱を行っている。Coulsonは、Frame-shiftingによりユーモアが説明出来るとし、Fauconnier & Turnerは、Blending によりユーモアを説明しようと試みた本発表では、これらの説明には不十分な点があり、ユーモアの本質を説明出来ないことを指摘し、Twist Theoryを提唱した。(英語による発表)
ブッシュ大統領の自虐的ユーモア
北爪 佐知子
日本語用論学会第13回大会   2010年12月   日本語用論学会第13回大会
ブッシュ大統領の自虐的ユーモアを、オースティン(1962)の発話行為論を用いて、分析することにより、ユーモアの機能と効果を明らかにした。ユーモアの機能は笑いを起こすことであり、ユーモアの効果は、人生におけるマイナス面を緩和し、プラス面の効果をもたらすことであると議論した。
ブッシュ大統領の迷語集―予期せざる効果ー
北爪 佐知子
異文化コミュニケーション学会第25回年次大会   2010年10月   異文化コミュニケーション学会第25回年次大会
  ブッシュ大統領の発言の中には、幾つかの言い間違い、とんちんかんな発言等が見られ、それらは「ブッシズム」と呼ばれている。ブッシズムを集めて本として発行することにより、大統領をからかう事もよく見かけられる。このような、攻撃的ユーモアがどのような効果を持つのか、を、オースティン(1975)の発話行為分析に従い分析した。その結果、攻撃的ユーモアは、攻撃された対象の価値を下落させるという、これまでに指摘されてきた機能だけでなく、対象となった人物の欠点、失敗などのマイナス面を浄化させてしまうという...
環境危機の風刺画研究 [招待有り]
北爪 佐知子
2010国際ユーモア学会   2010年7月   International Society of Humor Studies
環境問題に真剣に取り組まない人類に対しての風刺を紹介し、それを分析することにより、風刺とは何か、その本質と機能について明らかにすることを試みた。風刺とは、「批判」という発語内行為と、ユーモア行為とが混成されたものであり、ユーモア行為の本質は「ひとひねり」があることであると議論した。(英語による発表)
日本人にユーモアのセンスはあるか? [招待有り]
北爪 佐知子
第11回国際語用論学会   2009年7月   
日本人はユーモアのセンスが無いと言われている。このパネルでは、日本人のユーモアのセンスを例を挙げて説明する。何故、日本のユーモアが海外では知られていないのかをも議論する。(英語による発表)
鳥獣戯画のパロディ [招待有り]
北爪 佐知子
第11回国際語用論学会論文集   2009年7月   
日本人にはユーモアのセンスが無いと言われているが、実際には、12世紀から受け継がれ、現在でも楽しまれている物がある。鳥獣戯画は鳥羽僧正が描かれた動物を擬人化したユーモラスな絵であるが、現在でも、模様が使われており、日本人は伝統を大事に受け継いでいることを議論した。(英語による発表)
近畿大学英語村E3 [招待有り]
北爪 佐知子
日本英文学会関西支部第3回大会   2008年12月   日本英文学会関西支部第3回大会
近畿大学では、「遊びながら英語を学ぶ。」というコンセプトを実現するため、2006年11月、英語村を開村した。英語村での英語学習方法は、「キャンパス留学」と言われ、施設内では、コミュニケーションはすべて英語で行う。世界各地からのネイティブスタッフが常駐し、毎日、スポーツ、音楽、料理、クラフト、クイズ教室、世界文化講座等のアクティビティを開催しており、これらの活動を行いながら、日常生活に必要な語彙を増やし、自然な英語表現を学ぶという英語教育を実践している。オープニングからマスコミの注目を集め、...
笑いとユーモアの書体研究
北爪 佐知子
2008国際ユーモア学会   2008年7月   International Society of Humor Studies
絵画に見られるユーモアとユーモア関連の著書の書体、図に見られるユーモアの間に共通に見られる特徴を挙げ、ユーモアの表し方には共通点があることを指摘し、ユーモアが人間の頭の中でどう認識されているのかを明らかにした。(英語による発表)
日英動詞の歴史的研究 [招待有り]
北爪 佐知子
第10回国際語用論学会   2007年7月   International Pragmatics Association
  英語では、他動詞と自動詞は同形であることが多いが、日本語では、他動詞と自動詞は異なる場合が一般で、他動詞、自動詞のペアもいくつかの種類があることが指摘されている。さらに、ペアの形態と、意味の間に関連性が見られない事が指摘されている。この論文では、日本語の歴史的考察により、日本語動詞の他動詞性、自動詞性を考察し、携帯と意味に関連性があることを明らかにした。
(英語による発表)
風刺とメタファー [招待有り]
北爪 佐知子
2006国際ユーモア学会   2006年7月   2006 International Humor Conference
風刺とは何かについてさまざまな定義がある。Draitser (1937) は、攻撃の対象が個人の場合はユーモアであり、対象が社会である時は風刺であると定義した。この論文では、同じ対象が攻撃される場合であっても、ユーモアと定義される場合と、風刺として定義される場合があり、Draitserの対象の違いによる定義では、ユーモアと風刺の違いは説明できないことをあきらかにし、さらに、 “Saddam’s Capture”という題で集積されている、風刺漫画を題材として、Austin (1962)の発話...
ブッシュ迷語集とその意図
北爪 佐知子
ラジオ大阪「NEWSワンダーランド」   2006年5月22日   
ブッシュ迷語集とその真実―ユーモアの魔法 [招待有り]
北爪 佐知子
日本笑い学会第124回オープン講座   2006年5月14日   日本笑い学会第124回オープン講座
日本では公の場面でユーモアを使うことは少ないが、欧米では、大統領、首相などもユーモアを用いてスピーチを始めることが多く見られる。ユーモアの目的、その機能とは何かを、ブッシュ大統領の用いたユーモアを例に検証する。ユーモアはアイスブレーカーとして単に人を笑わせるだけの機能だけではない、別な機能があることを議論する。
ユーモアで何をするか? [招待有り]
北爪 佐知子
第9回国際語用論学会   2005年7月    9th International Pragmatics Conference
ブッシュ大統領の発言の中には、幾つかの言い間違い、とんちんかんな発言等が見られ、それらは「ブッシズム」と呼ばれている。ブッシズムを集めて本として発行することにより、大統領をからかう事もよく見かけられる。このような、攻撃的ユーモアがどのような効果を持つのか、を、オースティン(1975)の発話行為分析に従い分析した。その結果、攻撃的ユーモアは、攻撃された対象の価値を下落させるという、これまでに指摘されてきた機能だけでなく、対象となった人物の欠点、失敗などのマイナス面を浄化させてしまうという、話...
“Show the Flag”の語用論的考察 [招待有り]
北爪 佐知子
第8回国際語用論学会   2003年7月   2004 International Humor Conference
この論文では、ユーモアの表現を1つの行為であるととらえ、オースティン(1975)の発話行為分析に従い、ユーモア行為、ユーモア内行為、ユーモア媒介行為の3段階に分類した。この分析により、これまでユーモアの発話と理解のプロセスを明らかにすることが出来、笑いの原因とその効果を区別することが可能となった。
(英語による発表)
自虐的ユーモアとその機能 [招待有り]
北爪 佐知子
2004国際ユーモア学会   2003年7月   8th International Pragmatics Conference
 9月11日の同時多発テロ発生から4日後、ア-ミテ-ジ米副国務長官は、柳井俊二駐米大使との非公式の会談で「ショー・ザ・フラッグ」と発言し、日本に対米協力を迫ったとされている。この発言をめぐっては、誤訳だったのではとの議論が起こった。この論文では、意味論と語用論の観点からの考察を行い、その結果、ア-ミテ-ジ米副国務長官の「ショー・ザ・フラッグ」という発言は、「会話の推意」を用いて、「自衛隊派遣を含む最大限の貢献を自主的に行って欲しい」とのメッセージを伝えたと考えられることを明らかにした。
ハリーポッターのファンタジーの世界とユーモア [招待有り]
北爪 佐知子
 2002国際ユーモア学会   2002年7月    2002 International Humor Conference
世界的な人気を博しているハリーポッターのシリーズは「世界の人々を読書へと導いた」と言われている。この論文では、その人気の原因を、3つの要素にあると結論づけ、それは、笑いを起こさせる3つの要素と類似点があることを指摘し、それは人間の本質的楽しみであることを明らかにした。(英語による発表)
社会に開かれた大学 ―英米文学専攻の現状ととり組みについて- [招待有り]
北爪 佐知子
近畿大学講演会   2001年11月   近畿大学講演会
文芸学部では、鳥取環境大学学長である加藤尚武氏を迎え、「社会に開かれた大学」というタイトルで講演会を開催した。この講演会において、英米文学専攻での取り組みについて、海外留学制度、村松増美(同時通訳者)の公園などの具体例を挙げて説明した。
笑いがおこらないとき [招待有り]
北爪 佐知子
2001国際ユーモア学会   2001年7月   2001 International Humor Conference
日本人にとり、英語のユーモアは理解できないとよく言われている。日本人にはユーモアのセンスがないのだとも言われている。どのようなときにユーモアが理解できないのかをアンケート調査を行うことによりその結果を分析した。(英語による発表)
コンピュータージョークの人間性 [招待有り]
北爪 佐知子
2000国際ユーモア学会   2000年7月   
ジョークの語用論的考察 [招待有り]
北爪 佐知子
1999 I国際ユーモア学会   1999年7月   
タイソンジョークスの語用論的考察
日本英語学会第16回大会   1998年11月   
 「ジョークの笑いは何故生じるのか?」、「どのような技法があるのか?」「どのような要素があるのか?」「どのようなメカニズムがあるのか?」について語用論の観点から解明する.「タイソンジョークス」と呼ばれる,マイク・タイソンがボクシングの試合中、相手のホリフィールドの耳をかみちぎってしまったという事件についてのジョークを用いて、ジョークとはなにかを、そのメカニズムを図示する事により,明らかにする.
王政とダイアナ妃への悼辞 [招待有り]
北爪 佐知子
6回国際語用論学会   1998年7月   
呼び名の日英比較考察 [招待有り]
北爪 佐知子
第5回国際語用論学会   1996年7月   
太郎と花子が夫婦であると仮定した場合、花子を指示するのに使われる'Taro's wife' という英語は太郎の視点から見た呼び名であり、視点表現であると指摘されている。この論文では、日本語の「太郎さんの奥さん」という属格表現による呼び名は、かならずしも太郎の視点からの視点表現でなく、全体主義にもとづく地位を表す呼び名である事を議論し、日英の文化的背景の違いが言語表現に現れた例であるとあると議論する。
日英中間動詞の認知論的考察 [招待有り]
北爪 佐知子
第4回国際語用論学会   1993年7月   
英語の動詞は、'close/close', 'open/open', 'recover/recover' などのように他動詞と自動詞は同じ形態をとる事が多いが、日本語の動詞は、他動詞と自動詞は異なる形態をとり、「閉まる/閉める」「開く/開ける」「直る/直す」などのように、対となる他動詞と自動詞の型が幾つかある。この論文では、英語と日本語の比較考察を行うことにより、日本語の対となる型を、他動詞性の強さに従って並べる事ができることを明かにし、英語の中間動詞は日本語の可能態に対応すると議論する。
中間動詞の歴史的考察
北爪 佐知子
日本英語学会第10回大会   1992年   
'The chickens kill easily.' (この鶏は簡単に殺せる)は中間構文(日本語では可能態)であり、動詞は中間動詞と呼ばれるが、中間動詞は意味的観点から他動詞であるとの議論と、形態的観点から自動詞であるとの議論とに分かれている。この論文では、Oxford English Dictionaryに記載されている他動詞としての初出年代と自動詞としての初出年代を調べるという通時的考察により、動詞が他動詞として認知されているのか、自動詞として認知されているのかという認知的考察を行う。
置き換えと共感 [招待有り]
北爪佐知子
第101回日本言語学会大会   1990年10月   
受動態は、本来基本形である能動態から「置き換え」という操作を行った結果派生した構文であり、この変換には、「視点」が関連する事を明かにし、「置換と視点」という規則を提唱することにより、文レベルのみならず、談話レベルにも適応できる包括的規則を提唱し、話者の「視点」が文の適格性に影響を与えることを指摘する。
共感度と談話 [招待有り]
北爪 佐知子
第100回記念日本言語学会大会   1990年6月   
花子が夫婦であると仮定した場合、花子を指示するのに使われる「太郎さんの奥さん」という属格表現は、太郎の視点からの言語表現であるとして、久野は「視点の一慣性」という規則を提唱した。この規則では説明できない事象があることを指摘し、文レベルのみならず、談話レベルにも適応できる包括的規則を提唱し、話者の「視点」が文の適格性に影響を与えることを指摘する。
Because構文と英日比較考察 [招待有り]
北爪 佐知子
関西英語英米文学会   1988年12月   
理由を表わす日本語の接続詞「何故ならば」「ので」「から」を英語の接続詞'Because'に訳すと不自然な英訳になることがある。これは、日本語の理由を表わす接続詞と英語の接続詞はかならずしも意味が同じではなく、その用法も異なることに起因するものである事を示す。さらに、この用法上の相異は、日本語では、理由を述べて、その後から、主節を述べるという、日本文の理論構造に基づき、英語では、主節を述べて、その後から理由を述べるという英文の論理構造に基づくものである事を議論し、日英の文化的相違が言語に現れ...
現代口語英語と英語教育 [招待有り]
北爪佐知子
大阪大学英文学会第18回大会   1985年11月   
日本人学生による英作文の中に、しばしば見られる典型的誤り2つを指摘し、それが起こる理由を解説する。一つは話法の誤りで、直接話法から問接話法への転換は、機械的変換方法では行なえず、話者の視点が関連する事を指摘する。第二は'but'節の誤りであり、節の順位の重要性を明示する。

競争的資金等の研究課題

 
内包的意味、含意
ユーモア
比喩
視点
中間動詞

その他

 
2015年5月   NHK WORLD NEWSROOM TOKYO「英語村」
平成27年5月14日放映、東京スタジオで生出演
2015年5月   英会話五輪へ強化
産経新聞平成27年5月23日P. 24掲載
2014年12月   産経新聞平成27年5月23日P. 24掲載)
NHK News 平成26年12月9日放映
2014年6月   日本の英語を切る:大学生き残り戦略
NHKworld平成26年10月15日放映
2014年1月   「日本語禁止」近大英語村の留学効果
MSN産経west 平成26年1月20日掲載
2013年9月   広がるキャンパス留学
産経新聞 平成25年9月18日P. 12掲載
2013年9月   英語村への熱い思い 世耕弘昭先生のご遺志継承
A Way of Life – Seko Koichi –16号 8 - 10 (3頁) 平成25年9月
2013年4月   就職活動決起大会!!
CAREER PRESS Vol. 8 平成25年4月1日
2013年2月   「英語村」に学内留学
日本経済新聞 平成25年2月18日P. 20掲載
2011年10月   英語村でキャンパス留学
 AREA English 2011.10 p. 29 朝日出版社 平成23年10月
2011年10月   本当に強い大学
『週刊東洋経済』東洋経済新報社 平成23年10月22日
2011年6月   使える英語はこう学ぶ
『日経ビジネス』2011.6.20 p. 55掲載 平成23年6月20日
2011年2月   大学の挑戦 近畿大「英語村」は学内の外国
産経新聞2月12日p.19掲載 平成23年2月 
2011年2月   近畿大学英語村 一般公開中!!!
教育学術新聞 平成23年2月16日掲載
2010年12月   英語力と就職
読売テレビ ワールドビジネスサテライト 平成22年12月21日放送
2009年5月   こんな先生と会いたい!
朝日ファミリー新聞 平成21年5月29日p. 4 掲載
2009年3月   読売テレビ ワールドビジネスサテライト 平成22年12月21日放送
読売新聞 平成21年3月12日p. 18掲載
2008年10月   大学英語大特集・近畿大学英語村E3
AERA English October p. 61 朝日新聞出版 平成20年10月号掲載
2008年9月   関西トピックス
大阪、兵庫、奈良ケーブルテレビで平成20年9月9日放送
2008年9月   読売ザKANSAI
CS放送 平成20年9月9日放送
2008年8月   遊び気分で生きた英語 近畿大『英語村』が一般公開中」
MSN産経ニュース 平成20年8月5日 掲載
2008年8月   日本語禁止の近大「英語村」一般公開
産経新聞 平成20年8月5日 掲載
2008年8月   英語が好きになる 近大英語村好評
大阪日日新聞 平成20年8月31日 掲載
2008年1月   近畿大学が取り組むインターンシップ
Cross Over Vol. 3 pp. 3-4 掲載平成20年1月30日
2007年11月   こだわり人
翻訳・通訳情報サイトYAXO! −訳そう!−
http://yaxo.biz/blog5_2007_11_14.html
2007年11月   大学プロデューサーズ・ノート
早稲田塾
http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/2008/02/post_36.html
2007年11月   こだわり人
日経新聞 平成19年11月14日p. 11掲載
NIKKEI NET Kansai 平成19年11月14日掲載
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001033.html
2007年11月   こだわり人 語学留学、学内で体験
ALC Blog
http://blog.alc.co.jp/blog/career/99056
2007年10月   多文化共生の時代
毎日新聞 平成19年10月30日p.24掲載
2007年9月   企業向け無料英語講座
読売新聞、YOMIURI ONLINE 平成19年9月7日掲載
2007年3月   外国人スタッフとお茶やスポーツ「英語の遊び場」気軽に
朝日新聞 平成19年3月5日p. 25掲載
2007年1月   大学内に英語村
平成19年1月25日『大学ジャーナル』Vol. 67. P.10掲載 くらむぽん出版
2006年12月   もっともっと関西・関西ニュース
NHK TV放送平成18年12月7日放送
2006年11月   近畿大に英語村
読売新聞 平成18年11月5日掲載
2006年11月   「遊びながら楽しく」がコンセプト 近畿大学に「英語村」開村
Benesse教育情報サイト くらむぽん出版 
平成18年11月16日掲載
http://benesse.jp/blog/20061116/p3.html
2006年10月   遊びながら楽しくがコンセプト
成18年10月Benesse教育情報サイト掲載
  (http://benesse.jp/blog/20061116/p3.html)
2006年10月   実学を生かす
毎日新聞 平成18年10月21日掲載
2006年10月   ニュースBIZ
テレビ大阪 平成18年10月27日放送
2006年10月   NEWSゆう
ABC朝日放送 平成18年10月30日放送
2006年9月   近畿大キャンパスに「英語村」
産経新聞 平成18年10月28日掲載
2006年5月   ブッシュ大統領の迷言とその狙い
ラジオ大阪 NEWSワンダーランド 平成18年5月22日
http://www.obc1314.co.jp/blog/news/?p=210
2004年10月   趣向こらすキャリア形成
日本経済新聞 平成16年10月22日 p. 12掲載