基本情報

所属
電気通信大学 大学院情報理工学研究科、情報理工学域情報学専攻、Ⅰ類 (情報系) 助教
学位
博士(工学)(1993年3月 電気通信大学)

連絡先
wakatsuki.mitsuouec.ac.jp
研究者番号
30251705
J-GLOBAL ID
200901032014149560
researchmap会員ID
1000161891

1993-1996 オートマトン・形式言語理論における決定問題に対する判定アルゴリズムの開発に関する研究に従事.特に,決定性プッシュダウンオートマトンのある部分族に対する等価性および包含性判定アルゴリズムの開発とその効率化を行い,それらアルゴリズムの最大時間計算量を評価解析し改善を図った. 1994-現在 計算論的学習理論の分野のうち,形式言語の帰納推論(学習)アルゴリズムの開発に関する研究に従事.特に,決定性文脈自由言語のある部分族に対する,MAT等の質問による学習のアルゴリズムおよび正の例からの極限同定アルゴリズムの開発を行っている. 1994-現在 無向グラフにおける組合せ最適化問題の厳密解および近似解抽出アルゴリズムの開発に関する研究に従事.特に,最大クリーク問題および最大重みクリーク問題に対して,効率的に厳密解を抽出する分枝限定アルゴリズムや,シミュレーテッド・アニーリング等のニューラルネットワークまたは遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた近似解法の開発を行い,計算機実験によってその有効性を確認した.また,これらの結果をもとにして,彩色問題に対する厳密解法および近似解法の開発を行っている. 1995-現在 ゲノム情報処理における中心的課題の一つであるRNAの二次構造予測問題に対するアルゴリズムの開発に関する研究に従事.この問題を重み付きグラフの最大重みクリーク抽出問題に帰着させ,これをニューラルネットワークの手法によって近似解を求めることで,与えられたRNA配列が取り得る,シュードノット等の複雑な構造を含んだ二次構造を提示するアルゴリズムの開発を行っている.

論文

  51

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  79

所属学協会

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

学術貢献活動

  1