MISC

2006年8月

【緩和医療の最前線】 がん性疼痛患者におけるオピオイドの作用,副作用に関する遺伝子解析

ペインクリニック
  • 笠井 慎也
  • ,
  • 池田 和隆
  • ,
  • 下山 直人

27
8
開始ページ
965
終了ページ
973
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
真興交易(株)医書出版部

オピオイド関連分子の遺伝子や遺伝子改変動物の解析により,モルヒネの鎮痛作用や副作用,およびモルヒネ感受性個人差のメカニズムが明らかになりつつある.また,近年におけるヒトゲノムデータベースの公開や国際ハップマップ計画により,ヒトゲノムの遺伝子特性について網羅的な解析も可能になった.これらの研究結果は,依存や耐性といった副作用の解決や各個人に最適な疼痛治療法の確立に寄与すると期待される(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0388-4171
  • 医中誌Web ID : 2006246988

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