共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2019年3月

医療機器の不具合の特定を支援するインターフェース設計:認知行動モデルに基づく検討

日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

課題番号
17K12990
体系的課題番号
JP17K12990
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

血液透析装置の故障時には、臨床工学技士による原因の特定が求められるが、それを支援するインターフェース設計は十分になく、原因特定の成否に大きな個人差が生じている。本研究では、原因特定における技士の認知的なタスク分析を行い、技士の原因特定行動を表すモデルを作成した上で、それに対応した装置インターフェースについて検討した。
本研究全体を通じ、装置モニタに表示される装置内部の配管概略図と、警報そのものの名称について、技士に装置のイレギュラーな状態を複数想起させないものとすること、複雑な内部構造を持つ装置の状態をイメージできる十分な情報を持つ名称と、リアルな配管概略図にすることが有用と考えられた。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K12990
ID情報
  • 課題番号 : 17K12990
  • 体系的課題番号 : JP17K12990