Works(作品等)

1992年7月

ミクログリアの分泌性プロテアーゼ


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ミクログリアは、形態変化しやすく、移動能も高く、分裂性である。このような性質を持つ細胞は分泌性のプロテアーゼを作ると推測された。高純度のミクログリアを培養し、培地中のプロテアーゼ活性を調べると、BSA、卵アルブミンを始めとして様々なタンパク質を分解することがわかった。プロテアーゼの種類としては、セリン型が主であるとの結果が得られた。本稿では、これらの新しい知見をまとめた。