論文

査読有り
2015年4月

褥瘡予防のための教育活動の一報告 学習会前後の理解度の変化から検討した今後の課題

香川県看護学会誌
  • 三木 幸枝
  • ,
  • 三木 奈々穂
  • ,
  • 土岐 弘美

6
開始ページ
13
終了ページ
17
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公社)香川県看護協会

医療法人社団以和貴会いわき病院において、「褥瘡」「ポジショニング」についての知識を把握するために問題シートを作成し、学習会の前後に実施し、今後の課題を明確にした。身体合併症病棟勤務の看護師14名を対象とした。看護師の経験年数は1から5年が2名、6から10年が3名、11年から15年が5名、16から20年が2名、20年以上が2名であった。褥瘡についての学習会参加者は8名であった。ポジショニングについての学習会参加経験者は4名であった。学習会前後で、「褥瘡」「ポジショニング」について七つの項目で有意差が見られ、学習会の効果があることが確認できた。学習会開催中に、拘縮の形が特殊である場合、どのようにすれば良いのかわからないという現状があることが明らかになった。学習会を行う際には、具体的な例や実演を交えて行い、学んだ知識や技術を臨床で実践していく中でさらに学習し、知識と技術の向上につなげていくことが必要であることが示唆された。

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2015&ichushi_jid=J05834&link_issn=&doc_id=20150701470004&doc_link_id=40020514363&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40020514363&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 1884-5673
  • 医中誌Web ID : 2015274597

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