2017年4月 - 2021年3月
二重ベータ崩壊の半減期評価のための原子核構造の精密計算
独立行政法人 日本学術振興会 基盤研究(C)一般 基盤研究(C)
- 課題番号
- 17K05450
- 体系的課題番号
- JP17K05450
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,420,000円
- (直接経費)
- 4,420,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- その他
本研究では質量数80領域,質量数100領域,質量数210領域,質量数220領域の偶偶核・奇核・奇奇核の低励起状態について,平均場を越えた理論である原子核殻模型を用いて数値解析を実行した。原子核殻模型の計算結果は低励起状態のエネルギー準位と電磁遷移を再現することに成功した。また本研究では,質量数80領域,質量数100領域,質量数130領域の原子核に対して,ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊の核行列要素を評価した。我々の計算では先行研究の結果に比べ,2~3倍小さな原子核行列要素が得られた。
- ID情報
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- 課題番号 : 17K05450
- 体系的課題番号 : JP17K05450