2010年 - 2012年
サブミクロン粒子の凝集体形成過程の数値解析手法に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
サブミクロンからミクロンオーダーの粒子を統一して扱えるシミュレーション手法として、界面よりすべり距離分だけ内側に固体の仮想界面を考え、仮想界面を用いて計算格子内の固体体積率を計算することで、体積力型埋め込み境界法にすべり効果を導入する方法を提案した。また、ブラウン力によるランダム運動と凝集を解析するアルゴリズムの開発を行い、本アルゴリズムを用いたブラウン動力学シミュレーションにより、温度や境界条件といった物理的条件が凝集体の形状や成長過程に与える影響を明らかにした。
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- 課題番号 : 22760129
- 体系的課題番号 : JP22760129