2019年4月 - 2022年3月
発育期サッカー選手の腰部障害とキック動作の縦断的変化の解明
日本学術振興会 若手研究 若手研究
発育期サッカー選手には体後屈型腰痛症が多く、大腿四頭筋タイトネス増加に伴う股関節運動の伸展制限や過剰な腰部運動が原因と考えられる。
本研究では、発育期男子中学生サッカー選手を対象に、三次元動作解析装置でキック動作を測定した。その結果、シュート(ボール)速度を早くするためには、左右股関節回旋角度と重心高が関係した。腰痛発症群では、キック動作時の股関節伸展時期に股関節運動が小さく、代償として腰部伸展運動が大きくなることが関係した。よって、腰部への過負荷が腰痛と関係する可能性があり、股関節と腰部の連動性の破綻を改善することが重要と考えた。
本研究では、発育期男子中学生サッカー選手を対象に、三次元動作解析装置でキック動作を測定した。その結果、シュート(ボール)速度を早くするためには、左右股関節回旋角度と重心高が関係した。腰痛発症群では、キック動作時の股関節伸展時期に股関節運動が小さく、代償として腰部伸展運動が大きくなることが関係した。よって、腰部への過負荷が腰痛と関係する可能性があり、股関節と腰部の連動性の破綻を改善することが重要と考えた。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K18508
- 体系的課題番号 : JP19K18508
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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Annual Meeting of the European Society for Movement Analysis in Adults and Children (ESMAC) 2019 2019年9月26日