2018年
グラウンド端に近接した差動伝送線路を対象とした平衡度不整合モデルに基づくコモンモード電流低減量予測法の検証
エレクトロニクス実装学会誌
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- 巻
- 21
- 号
- 2
- 開始ページ
- 178
- 終了ページ
- 185
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.5104/jiep.21.178
- 出版者・発行元
- 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
プリント配線板の近接グラウンド幅が変化する差動伝送線路では,線路がグラウンド端に寄るなどの非対称構造によりコモンモード放射が発生する。本論文では,線路が近接グラウンド端近傍に配線されている差動伝送線路を対象に,コモンモード放射の発生量を予測するための平衡度不整合モデルの精度を検証した。放射に最も寄与する全ての導体を同相に流れる2次コモンモード電流に着目し,近接グラウンド端からの距離が異なる試験基板を用いて,平衡度不整合モデル,実験,3次元電磁界解析により2次コモンモード電流変化量を比較した。その結果,提案する平衡度不整合モデルは最大3 dBの誤差で実験および3次元電磁界解析の結果と一致した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5104/jiep.21.178
- ISSN : 1884-121X
- ISSN : 1343-9677
- CiNii Articles ID : 130006407336
- identifiers.cinii_nr_id : 9000301388074
- SCOPUS ID : 85042716629