2019年
Kaバンドレーダとフェーズドアレイレーダを用いたゲリラ豪雨発達初期の積乱雲詳細解析
土木学会論文集B1(水工学)
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- 巻
- 75
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_1171
- 終了ページ
- I_1176
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejhe.75.2_I_1171
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
<p> 発達初期ゲリラ豪雨内の渦管の時間発展をつぶさに解析することを目的として,Kaバンドレーダ,フェーズドアレイレーダを使った渦管構造の時空間的に詳細な解析を行った.降水粒子のない発達初期段階で,十分発達する積乱雲は内部に急激に増大する上昇流が発生することを示し,その際渦管が上空に延び,値は大きくなり,渦度が組織化することを示した.また,降水粒子がある段階の渦管を水平鉛直方向に密に解析を行い,発達ステージが進むと小スケールの渦管が組織化し,大スケールの渦管ができることを示した.また時間分解能に優れたフェーズドアレイレーダを使いタレットの時間変化を追跡した.渦管のスケール変化が,渦管や上昇流の融合化によって起きることを示した.</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejhe.75.2_I_1171
- ISSN : 1880-8751
- CiNii Articles ID : 130007940014
- CiNii Books ID : AN10426673