2015年4月 - 2017年3月
ターゲットに粉体を用いたスパッタリング成膜とそのプロセスプラズマ反応機構解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究では、一般的なスパッタリング法で用いられる固体ターゲットでは作製が困難な(1)低融点有機材料薄膜および(2)多元素複合材料薄膜を安価で容易に作製することを目的として、粉体をそのままターゲットとして利用したスパッタリング法を提案し研究を行った結果、次の成果を得た。
(1)有機EL Alq3薄膜の安定した成膜に必要なスパッタリング条件の最適化を行った。(2)混合粉体を用いたAlドープ酸化亜鉛(AZO)薄膜では、混合する材料の組み合わせ、混合比の最適化を行い、その混合粉体にさらにAlを添加し添加量を最適化することによって電気的特性の改善を達成することができた。
(1)有機EL Alq3薄膜の安定した成膜に必要なスパッタリング条件の最適化を行った。(2)混合粉体を用いたAlドープ酸化亜鉛(AZO)薄膜では、混合する材料の組み合わせ、混合比の最適化を行い、その混合粉体にさらにAlを添加し添加量を最適化することによって電気的特性の改善を達成することができた。
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- 課題番号 : 15K21595
- 体系的課題番号 : JP15K21595