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2019年6月

【創薬とIT】標的分子探索、ドラッグリポジショニング、オミクスメカニズム解明

細胞
  • 岩田 浩明
  • ,
  • 小島 諒介
  • ,
  • 玉田 嘉紀

51
7
開始ページ
318
終了ページ
321
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)ニュー・サイエンス社

医薬品研究開発の成功確率向上とプロセス効率化によって研究開発コストを削減することは製薬業界にとっての急務である。この課題を解消するためのアプローチの一つとして期待されているのが、人工知能(AI)や分子シミュレーションなどの情報通信(IT)技術を活用した創薬、いわゆる「インシリコ創薬」である。近年、バイオインフォマティクスやシステムズバイオロジー、ケモインフォマティクスや分子シミュレーションなど、主に生命科学・化学分野で発達してきたITによる科学が創薬の姿を変えようとしている。本稿ではインシリコ創薬に含まれる様々なプロセスのうち、新規分子標的薬の候補となる標的分子候補を探索する「標的分子探索」、既存薬の対象疾患の適用拡大を行う「ドラッグリポジショニング」、各種オミクスデータを利用した疾患・薬剤作用機序解明を行う「オミクスメカニズム解明」の3つについて現在の状況を解説する。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902276561065571
Jamas Url
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20190611520002&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40021972238&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
ID情報
  • ISSN : 1346-7557
  • 医中誌Web ID : 2019264903
  • J-Global ID : 201902276561065571

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