共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

衛星測位データを利用した首都圏の地震予測に関する研究

株式会社地震科学探査機構  受託研究(一般受託研究)  

担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

首都圏直下型地震が危惧されているにも拘らず、科学的な地震予測の観測手段である衛星測位の機能を有する国土地理院の電子基準点は首都圏に設置されているものの、高層ビルや樹木の繁茂などにより信頼性が低下している。本研究の目的は、本大学キャンパス内に独自にリアルタイム型の電子基準点を設置し、近い将来起こりうる首都圏地震を事前に予測する手法を確立することである。従来は2日遅れの1日平均データしか利用できなかったが、本研究ではリアルタイムで1~3時間平均値を利用でき、予測の精度向上が期待できる。