基本情報

所属
山口大学 教授
科学技術振興機構研究成果活用プラザ北海道 博士研究員
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 博士研究員
九州大学先導物質化学研究所 特任助教
学位
博士(工学)(その他)

研究者番号
90584227
J-GLOBAL ID
201801016831626820
researchmap会員ID
7000021880

外部リンク

論文

  92

MISC

  3

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  130

所属学協会

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  21

その他

  1
  • 2012年10月 - 2012年10月
    遷移金属触媒反応は炭素-炭素結合などの効率的な形成に欠くことができない技術である。これまでに数多くの反応が開発され、それに伴って多くの物質合成法が発達してきた。しかしながら、近年の資源、そして環境問題解決に向けて、我々合成化学者はこれまでの物質合成をさらに効率的に行う必要に迫られている。合成化学はその性質上、溶媒や試薬として石油資源や希少金属を大量に消費するため、それらを少しでも多く削減し、さらに反応の効率を高めなければならない。&0a;高い効率の反応を開発するためにはいくつか方法はあるが、本研究室では、遷移金属触媒の技術を中心に、例えば、これまでに注目されていなかった結合の変換反応開発や、大量の反応溶媒削減のために水中反応特に海水中での触媒反応開発を目指している。さらに、これら反応を鍵反応として用いる効率的有用物質合成も本研究室の重要課題である。&0a;持続可能なものづくり社会実現に向け、基礎研究からその応用までを視野に入れた科学技術を本研究科より世界へ発信していく。&0a;