平成23〜27年度に学内で一次健診を受けた吉田キャンパス職員(各年度の受診者数は概ね600〜680名)を対象に調査した。一次健診における「要精査」該当者の割合は、男性では各年度とも約40%、女性では20〜30%であり、「要観察」を含めると男性の80〜90%、女性70〜80%が何らかの異常所見を指摘されていた。二次健診受診率は、平成23〜26年度には「要精査」該当者の26.3〜29.9%とほぼ横ばいで推移していたが、受診率向上のための取り組みとして、一次健診結果通知(結果通知)の総合判定に応じた個々の対応を解説したリーフレットを結果通知に同封した平成27年度には34.5%と大幅に上昇していた。