2018年1月
岡山大学大学院歯科矯正学分野研究室における過去15年間および2013年から2016年の4年間の岡山大学の学生および職員に対する矯正相談の実態調査
岡山歯学会雑誌
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- 巻
- 36
- 号
- 2
- 開始ページ
- 45
- 終了ページ
- 51
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 岡山歯学会
2013年1月〜2016年12月の4年間に当大学大学院医歯薬学総合研究科歯科矯正学分野医局に矯正相談に訪れた当大学の学生と職員144人を対象に実体調査を行った。その結果、144人中71人が相談後に矯正歯科治療を開始していた。2002年から行われている学生と職員への矯正相談者数は、過去11年と比較して近年4年では増加していた。相談の誘因はポスター掲示によるものが多かったが、過去11年と比較して近年4年では歯科検診での指摘や講義・実習を受けてという歯学部学生の相談者数が増加していた。学年別にみた矯正相談者数と矯正治療を開始した人数は1年生が最も多く、月別の矯正相談者数は4月が最も多かった。矯正相談に訪れた人の主訴は上顎前突、上下顎の叢生、上顎の叢生、下顎の叢生の順に多かった。
- ID情報
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- ISSN : 0913-3941
- 医中誌Web ID : 2018187187