JMTRの改修・再稼働に向けた取組み,6; 新たな照射試験設備の整備,3; 照射後試験設備
日本原子力学会2010年春の年会
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- 開催年月日
- 2010年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 水戸
- 国・地域
- 日本
JMTRホットラボでは、平成23年度のJMTR再稼働にあわせて、現行の軽水炉における取り出し燃焼度をはるかに上回る110GWd/tまで燃焼した燃料の照射試験に対応するための設備を整備している。この設備の一つとして、JMTRで行われる高燃焼度燃料の出力急昇試験に資するために必要な高燃焼度燃料を照射キャプセルに組込むための新たなキャプセル組込装置の開発を行った。結果として、現行のキャプセルをしゃへい体に格納し、横型ガンマゲートに接続させ燃料試料を組込む方式から、JMTRとホットラボ間のカナルを介し、水中からホットセル内にキャプセルを搬入して燃料試料を組込む方式を新たに開発した。この方式により、組込装置の保守性及び作業の効率化が図ることができる。