講演・口頭発表等

曲面や平面に簡単に設置できる遮へい体の検討・試作

日本原子力研究開発機構第44回オープンセミナー
  • 林 宏一
  • ,
  • 松嶌 聡
  • ,
  • 野崎 達夫

開催年月日
2018年5月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
敦賀、福井
国・地域
日本

「ふげん」では、汎用のクリアランス測定装置では測定できないような大型機器のクリアランス測定方法を検討している。クリアランス測定のような微小な放射能を測定する場合、バックグラウンド線量を低減させて測定を行う必要があるため、クリアランス測定装置では、厚い遮へい体の中で測定を行っている。しかし、大型機器の測定は、大型機器より大きな測定装置や遮へい体が必要となる。このため、環境放射線の測定に用いられている熱ルミネセンス線量計や蛍光ガラス線量計を大型機器の表面に貼り、その上からバックグラウンド線量を低減させることができる遮へい体で覆いながら測定することを検討している。本件は、上記を踏まえ平面や曲面に簡単に設置できる遮へい体の要求仕様を説明するものである。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5062523