論文

査読有り
2020年9月

各国の作業療法定義における意味,特徴の抽出 -機械学習の適用-

作業療法教育研究
  • 鈴木 哲理
  • ,
  • 鈴木 久義
  • ,
  • 青木 啓一郎

20
1
開始ページ
47
終了ページ
53
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
日本作業療法教育学会

目的:本研究の目的は機械学習の手法を用いた解析を通じて、各国の作業療法の定義に共通する意味や特徴を抽出することである。方法:計41の作業療法の定義を機械学習で分析し、作業療法に意味の近い語および、定義の分類を行った。結果:作業療法と意味の近い語は健康、参加、可能であり、定義は3つの観点で分類された。考察:各国の定義は1)「作業療法は作業を通じて、健康や幸福、人生への満足度を高めることである」、2)「作業療法は人々の日々の作業(活動)に参加できるようにする」、3)「作業療法は人々の日々の生活への参加を支援する」の3つの概念で構成されると示唆された。また各国の定義は1)-3)のいずれかに分類されると考えられた。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1347-6904
  • 医中誌Web ID : 2020402571

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