論文

2019年3月

学生健康診断における尿糖陽性者への2次検診についての検討

CAMPUS HEALTH
  • 樋口 千草
  • 和田 淳
  • 影山 真希
  • 山際 陽子
  • 岡 香織
  • 黒木 清美
  • 河原 宏子
  • 二宮 崇
  • 清水 幸登
  • 大西 勝
  • 岩崎 良章
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56
1
開始ページ
99
終了ページ
101
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公社)全国大学保健管理協会

学生健診における尿糖陽性者への2次健診について、その意義と尿糖陽性者への事後処置の妥当性を、本施設(大学保健管理センター)で糖負荷試験を施行していた2004年以前と、随時血糖、75g糖負荷試験、尿検査を行い、HbA1c 6.0%以上や血糖著明高値の者は近隣の病院へ紹介を行っている2005年以降の結果の比較から検討した。その結果、尿糖陽性者に対する2次健診として、75g糖負荷試験群とHbA1c群を比較すると、75g糖負荷試験群でより高い頻度で耐糖能異常が指摘でき、HbA1cを指標とした場合、耐糖能異常を見逃す可能性が高いことが分かった。

ID情報
  • ISSN : 1341-4313
  • eISSN : 2432-9460
  • 医中誌Web ID : 2020039093

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