共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2008年

抽出操作における分子集合素子という新しい概念の創出

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
19360354
体系的課題番号
JP19360354
配分額
(総額)
18,590,000円
(直接経費)
14,300,000円
(間接経費)
4,290,000円

我々は、これまで金属イオンをはじめアミノ酸や核酸さらにはタンパク質などの抽出分離に関する研究を展開してきた。その結果, 単一の分子では抽出能力がない分子(主に界面活性分子)を, 特定の配列で組織化させることによって, 新たな抽出能力が発現することを見いだした。本研究では, これまで抽出という単位操作において使用されてきた単一の抽出試薬とは異なり, 認識ターゲットに対して高い抽出能および選択性を有するような分子集合試薬(複数の分子が集合してはじめて抽出能力を発揮するような分離素子)を開発した。その有用性をDNAの選択的抽出をモデルとして検証した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19360354/19360354seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19360354
ID情報
  • 課題番号 : 19360354
  • 体系的課題番号 : JP19360354