再処理施設における放射性物質移行挙動にかかわる研究
平成24年度安全研究センター成果報告会
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- 開催年月日
- 2013年1月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
再処理施設の確率論的安全評価手法を確立するためには、頻度は極めて低いが影響の大きいと考えられる事象の評価に必要なデータの取得が重要な課題である。原子力機構, 原子力安全基盤機構, 日本原燃の3機関の共同研究として、再処理施設の高レベル濃縮廃液の沸騰事象における放射性物質の放出・移行特性を検討している。本研究は、小規模のコールド基礎試験,コールド工学試験,小規模のホット試験の3試験から構成される。このうちコールド基礎試験では、加熱した模擬高レベル濃縮廃液からの模擬FPの放出・移行特性を観察している。本発表では、試験研究計画の概要及びコールド基礎試験結果の一例を報告する。