J-PARC E45における($\pi$,2$\pi$)反応によるバリオン励起状態の測定
International Workshop on Partial Wave Analysis for Hadron Spectroscopy (PWA-8/ATHOS-3)
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- 開催年月日
- 2015年4月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- アメリカ合衆国
J-PARCにおいて$(\pi,2\pi)$反応でバリオン励起状態の測定を行うE45実験を提案した。最新の理論によると3体反応は質量の高いバリオン励起状態に大きな寄与をすることが明らかになっている。しかし、1970年代に測定された泡箱による24万事象のデータしか存在しない。われわれは、高レートの$\pi$ビームと大立体角のTPCスペクトロメータによって統計量を二桁向上することを目指している。TPCは$10^6$Hzのビームを受け入れ、標的をTPCに埋め込むことによりアクセプタンスを最大にするように設計された。本発表では実験の設計、シミュレーションによる性能評価、検出器の開発状況について報告する。