事故時の燃料ふるまい
第37回軽水炉燃料に関する技術セミナー
- 開催年月日
- 2014年8月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
設計基準事故は、事故条件においても安全機能が有効に作用するよう原子炉施設を設計し、設計の妥当性を評価するために想定する事故である。設計基準事故が発生した場合には放射性物質放出の可能性があるが、炉心は大きな損傷に至らず、事故は速やかに収束しなければならない。冷却材喪失事故や反応度事故が主な設計基準事故である。本発表においては、冷却材喪失事故における被覆管の破裂、酸化、脆化及び燃料棒の破断限界、反応度事故におけるいくつかの破損形態や破損限界について述べる。