MISC

2015年

東南アジアの天然生乾燥常緑林における渦相関法による雨季・乾季の 蒸発散量の変動について

水文・水資源学会研究発表会要旨集
  • 清水 貴範
  • ,
  • 飯田 真一
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  • 玉井 幸治
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  • 田中 憲蔵
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  • 大貫 靖浩
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  • 壁谷 直記
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  • 清水 晃
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  • 延廣 竜彦

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記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
水文・水資源学会

カンボジア国の低地乾燥常緑林で渦相関法を用いて水蒸気交換量を測定した。雨季の潜熱フラックスは有効放射量と同期して変動していたが、乾季後半に2か月以上の少雨が続くと、潜熱フラックスの値の変動は有効放射量の傾向と乖離することが観測された。このことより、今世紀において見出されてきた「雨季・乾季を有する熱帯で成立している常緑林の蒸発散量のピークは乾季である」という現象は、しばしば反例を伴うことを示していると考えられた。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005491964
ID情報
  • CiNii Articles ID : 130005491964
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000347224835

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