2011年4月
高速増殖炉「もんじゅ」1次主冷却系配管ISIロボットの開発
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 48
- 号
- 4
- 開始ページ
- 504
- 終了ページ
- 509
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3327/jnst.48.504
- 出版者・発行元
- Atomic Energy Society of Japan
本論文は、高速増殖炉「もんじゅ」1次冷却系配管の供用期間中検査(ISI)用ロボットの開発を実施したものである。1次系配管は、ナトリウムとのバウンダリであるために禁水であることからISIではタイヤ型超音波探触子を用いて体積検査を実施する。その際の雰囲気温度は55$^{\circ}$C、配管表面温度は80$^{\circ}$Cである。さらに、放射線環境下であり、空間線量率10mGy/hr,配管表面線量率15mGy/hrを考えている。新しいタイヤ型超音波探触子,新しい制御方式により、板厚の50\%深さの欠陥に対し、欠陥検出時の信号対ノイズ比(SN比)が2以上で検出できることを確認した。自動制御による検査の性能確認試験では、9\%深さのEDMスリットに対し、SN比4.0(12.0dB)で検出することができた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3327/jnst.48.504
- ISSN : 0022-3131
- CiNii Articles ID : 10028153068
- CiNii Books ID : AA00703720