講演・口頭発表等

2012年5月

食生活意識と葉酸の認知

第66回日本栄養・食糧学会大会
  • 松尾 拓哉
  • ,
  • 竹森 久美子
  • ,
  • 木原 隆英
  • ,
  • 村上 哲男
  • ,
  • 福田 博美
  • ,
  • 篠崎圭子
  • ,
  • 大谷 浩
  • ,
  • 近藤 厚生

主催者
第66回日本栄養・食糧学会大会
開催地
仙台市
【目的】我々は、葉酸の重要性を伝える機会を持つ職業を目指す栄養・医療課程の学生を対象に「微量栄養素と先天異常」について講義と意識調査を行っている。今回は、講義前の食生活意識と葉酸の認知について報告する。
【方法】栄養・医療課程の大学・専門学校(大阪府、奈良県、兵庫県)女子学生(329名)の「微量栄養と先天異常」講義前にアンケート調査(四肢択一形式)から食生活意識と葉酸の認知率について検討を行った。調査とその利用は、近畿大学個人情報保護方針(2009)に基づいた。
【結果と考察】食生活意識では50.5%が「留意している」、49.5%が「留意していない」であった。学生全体では、葉酸:51.7%、葉酸と神経管閉鎖障害の関係:23.2%の認知率であった。学年別では、葉酸:22.3%(1学年)、67.3%(2学年)、100%(3・4学年)、葉酸と神経管閉鎖障害の関係:0.6%(1学年)、14.6%(2学年)、95.2%(3・4学年)であった。年代別では、葉酸:27.9%(20歳未満)、78.4%(20歳以上)、葉酸と神経