論文

査読有り
2013年2月

鉄イオンの酸化状態がアルカリシリケート融体の粘性に与える影響

ISIJ International
  • 大杉 武史
  • ,
  • 助永 壮平*
  • ,
  • 稲富 陽介*
  • ,
  • 権田 義明*
  • ,
  • 齊藤 敬高*
  • ,
  • 中島 邦彦*

53
2
開始ページ
185
終了ページ
190
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.2355/isijinternational.53.185
出版者・発行元
The Iron and Steel Institute of Japan

鉄イオンの酸化状態の違いによって引き起こされる粘性の変化を理解することは、溶融スラグに関係するシミュレーションや鉄含有シリケート融体の構造を理解する上で重要である。しかしながらこれらの粘性変化はいまだよくわかっていない。そこで酸素分圧を変化させることでFeイオンの酸化状態を変化させながらR$_{2}$O-SiO$_{2}$-FexO(R=Li, Na, K)の粘性を1773Kで測定した。鉄イオンの酸化状態だけでなく、Fe$^{3+}$の配位構造も粘性を考える上で重要であることを示した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2355/isijinternational.53.185
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10031170306
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA10680712
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5043885
ID情報
  • DOI : 10.2355/isijinternational.53.185
  • ISSN : 0915-1559
  • CiNii Articles ID : 10031170306
  • CiNii Books ID : AA10680712

エクスポート
BibTeX RIS