2021年9月
MVP-BURNを用いた軸方向詳細モデルによるHTTRの燃焼特性解析
JAEA-Technology 2021-015
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- 開始ページ
- 32
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaea-technology-2021-015
MVP-BURNを用いてHTTR炉心の燃焼計算を行い、炉内温度分布を考慮した場合の影響とタリー領域分割を細分化した場合の影響を調べた。この結果、炉内温度分布を考慮した場合については、実効増倍率や主要核種密度に大きな影響がなかったこと、燃料ブロックごとの局所な$^{235}$U, $^{239}$Pu及び$^{10}$Bの物質量が最大で約6\%、約8\%及び約30\%の差が生じたことが明らかとなった。また、タリー領域分割を細分化した場合については、実効増倍率への影響が0.6\%$\Delta$k/k以下と小さかったこと、黒鉛反射体の効果も含めた物質量の詳細分布、従来の計算より燃焼挙動を詳細に評価できることが明らかとなった。
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- DOI : 10.11484/jaea-technology-2021-015