2002年
プラスチック製食器等からのノニルフェノールの溶出
環境化学
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- 巻
- 12
- 号
- 3
- 開始ページ
- 621
- 終了ページ
- 625
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5985/jec.12.621
- 出版者・発行元
- Japan Society for Environmental Chemistry
プラスチック製の食器等について, 油脂性食品疑似溶媒であるn-ヘプタンを用いた溶出試験を行なった。50種の製品の分析から, 16試料で有意にノニルフェノールが溶出し, そのうち5試料で特に高濃度 (21~2485ng/cm2) で検出された。ポリスチレンおよびポリプロピレン製品からの溶出が最も大きかったものの, 検出量には大きな変動が認められ, その変動には明確な傾向は認められなかった。今後さらに密で広範囲な調査を行ない, プラスチック製食器に起因する内分泌撹乱化学物質の人体への曝露量を評価すると共に, リスクを軽減するための施策を講じる必要があると思われる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5985/jec.12.621
- ISSN : 0917-2408
- ISSN : 1882-5818
- CiNii Articles ID : 10009960746
- CiNii Books ID : AN10547099