2009年 - 2012年
マリンビブリオを活用した海藻糖質のバイオエタノール変換技術プラットフォームの構築
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 21380129
- 体系的課題番号
- JP21380129
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 17,420,000円
- (直接経費)
- 13,400,000円
- (間接経費)
- 4,020,000円
- 資金種別
- 競争的資金
水産資源が豊かな日本では海藻の糖質をはじめとする海洋バイオマスは未開発の再生可能なエネルギー資源となる。本研究では,海藻糖質をエタノールに変換する能力を持つ2種類のビブリオについて,アルコールや水素発酵に関連する遺伝子群の解析とその発現量バランスの解明を行い,マリンビブリオによる海洋バイオマスのバイオエタノール変換技術の基盤を構築する。平成22年度は,V.halioticoliに加え,水素生成能を有するVibrio sp.AM2のドラフトゲノムデータを得て,目的遺伝子の同定や発現を行い以下の結果を得た。1.V.halioticoliのゲノムには,少なくとも16種のNAD(P)依存性アルコール脱水素酵素(ADH)遺伝子がコードされていることを明らかにした。また,E.coliのadhEに近縁な遺伝子の発現に成功した。2.AM2のゲノムには,少なくとも18種のNAD(P)依存性ADHがコードされていた。3.亜鉛依存性のGroup I ADHはV.halioticoliとAM2で共通して見られるが,微生物特有で亜鉛や鉄依存性ADHとして知られるGroup IIIのADH遺伝子はAM2株に多い傾向が認められた。4.また,Group IIIのADHの中で,高級アルコール生産に寄与すると注目されているyqhD遺伝子がAM2株に3コピー見いだされた。この中の一つの遺伝子で,E.coliのyq...
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- ID情報
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- 課題番号 : 21380129
- 体系的課題番号 : JP21380129