MISC

1998年10月

None

Journal of Nuclear Science and Technology
  • 今野 廣一
  • ,
  • 廣沢 孝志

36
7
開始ページ
596
終了ページ
604
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.3327/jnst.36.596

未照射混合酸化物燃料に非放射能溶解性核分裂生成物を加えて燃焼度50, 90, 130, 170, 210, 250GWd/tを模擬した燃料(SIMFUEL)の融点を測定した。燃焼度110.6および119.0GWd/tの照射混合酸化物燃料の非放射能溶解性核分裂生成物を加えて燃焼度250GWd/tを模擬した燃料の融点と250GWd/t燃焼模擬燃料の融点を比較した。燃焼模擬燃料の融点の低下は燃焼度の増加につれて飽和傾向を示した。前回測定した21件のデータに実験的回帰分析法を適用して導いた式の第5項のみを改定した融点式を導いた。Tm=3,133.8-460X1-980X2-0.66X3+0.0008(X3)2ここでTmは融点の期待値(k),X1はプルトニウム組成比(Pu/(Pu+U)),X2はアメリシウム組成比(Am/(Pu+U+Am)),X3は燃焼度(GWd/t)である。融点測定後の試料についてX線微小分析により添加元素の分布を測定し、各元素同士の相関について評価した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3327/jnst.36.596
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4053889
ID情報
  • DOI : 10.3327/jnst.36.596
  • ISSN : 0022-3131

エクスポート
BibTeX RIS