2013年2月27日
橈骨遠位端骨折術後のダーツスロー・モーション―手関節動態X線との比較―
日本手外科学会雑誌
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- 巻
- 29
- 号
- 5
- 開始ページ
- 505
- 終了ページ
- 509
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本手外科学会
掌側ロッキングプレートを用いて手術を行った橈骨遠位端骨折21例を対象に、術後のダーツスロー・モーション(DTM)を含む手関節の可動域の経時的変化を測定し、手根骨のX線動態と比較検討した。その結果、橈骨遠位端関節内骨折では術後3ヵ月で橈手根関節より先に手根中央関節の可動性が改善し、また手根中央関節と関係の深いDTMの可動域も改善することが判明した。以上の結果から、骨遠位端関節内骨折の術後早期におけるDTMの改善と手根中央関節機能との関連性が示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 2185-4092
- eISSN : 2188-1820
- 医中誌Web ID : 2013229137
- J-Global ID : 201302224155850191
- CiNii Articles ID : 40019604614
- CiNii Books ID : AA12475179
- CiNii Research ID : 1520572359068465664