リスク情報を活用した保全の合理化に向けた定量的なリスク評価の必要性を判定する簡易スクリーニング手法の提案
日本保全学会第17回学術講演会
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- 開催年月日
- 2021年7月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- online
- 国・地域
- 日本
原子力発電所の目標信頼性に応じた保全ができれば、裕度が過渡になることや不足することを避けることが可能になり、プラントの安全性と経済性の向上が期待される。保全の観点では、目標信頼性の低い設備の保全を合理化し、目標信頼性の高い設備の保全にリソース(人,金,時間)を集中することで効果が期待される。一方でプラント全体の設備に目標信頼性を設定するための定量評価を展開することは、負荷が大きく課題となっている。そこで本論文では、リスク情報を活用した保全合理化に向け、定量的なリスク評価の必要性を判定する簡易スクリーニング手法を提案した。またもんじゅの洗濯設備を例題に提案手法を適用し、定量的なリスク評価が不要であることを示し、洗濯設備の保全合理化の案を提案した。