MISC

2004年10月

JMTRにおけるIASCC試験のための炉内ECPセンサー

Proceedings of International Conference on Water Chemistry of Nuclear Reactor Systems (CD-ROM)
  • 塚田 隆
  • ,
  • 三輪 幸夫
  • ,
  • 宇賀地 弘和
  • ,
  • 松井 義典
  • ,
  • 板橋 行夫
  • ,
  • 永田 暢秋*
  • ,
  • 堂崎 浩二*

開始ページ
5
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

材料試験炉(JMTR)において照射誘起応力腐食割れ(IASCC)の発生及び進展試験を予備照射した試験片を用いて実施する計画がある。炉内においては、水の放射線分解により環境中に各種のラジカルや過酸化水素などが含まれるため、炉内環境の評価には腐食電位(ECP)が指標として用いられる。JMTR炉内に装荷する照射キャプセル内で使用するためのFe/Fe$_{3}$O$_{4}$型のECPセンサーを開発した。センサーの耐久性を調べるため、高温高圧純水中における熱サイクル試験などを実施した。本研究で開発した炉内測定用ECPセンサーには、高温水中での耐久性を向上させるため、セラミックス隔膜と金属ハウジングの接合部を無電解ニッケルメッキにより保護したが、その有効性が示された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?29478

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