共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

適応型セミアクティブ動吸振器を用いた再生びびり振動抑制技術の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
18K04008
体系的課題番号
JP18K04008
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

低剛性被削材をエンドミル加工する際に問題となる再生びびり振動の抑制対策の1つとして動吸振器の利用がある.本研究は,任意の工具回転数で再生びびり振動の発生限界となる切込み深さを最大化する動吸振器の最適設計パラメータを導出した.従来の再生びびり振動に対する動吸振器の最適設計法と比較して,本研究で導出した最適パラメータに調整した動吸振器を用いた場合,高回転数域で特に再生びびり振動発生限界を大きく向上できること,動吸振器の減衰比を小さくしても再生びびり振動の抑制効果が得られることを明らかにした.

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K04008
ID情報
  • 課題番号 : 18K04008
  • 体系的課題番号 : JP18K04008