2018年4月 - 2021年3月
適応型セミアクティブ動吸振器を用いた再生びびり振動抑制技術の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
低剛性被削材をエンドミル加工する際に問題となる再生びびり振動の抑制対策の1つとして動吸振器の利用がある.本研究は,任意の工具回転数で再生びびり振動の発生限界となる切込み深さを最大化する動吸振器の最適設計パラメータを導出した.従来の再生びびり振動に対する動吸振器の最適設計法と比較して,本研究で導出した最適パラメータに調整した動吸振器を用いた場合,高回転数域で特に再生びびり振動発生限界を大きく向上できること,動吸振器の減衰比を小さくしても再生びびり振動の抑制効果が得られることを明らかにした.
- ID情報
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- 課題番号 : 18K04008
- 体系的課題番号 : JP18K04008