講演・口頭発表等

国際会議

JAEA/NDCによる日本で検出された放射性キセノンに関するATM解析結果

7th Workshop on Signatures of Man-Made Isotope Production (WOSMIP VII)
  • 木島 佑一
  • ,
  • 山本 洋一
  • ,
  • 冨田 豊

開催年月日
2018年12月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
オーストラリア

CTBTOの核実験検知能力強化を目的とした日本政府によるCTBTOへの拠出金を用いて、原子力機構(JAEA)はCTBTOと共同で北海道幌延町及び青森県むつ市に移動型希ガス観測装置(TXL)を設置し、2018年から放射性キセノンの観測を行っている。これにより、現在日本では合計3つの観測点(幌延TXL, むつTXL、及び高崎IMS観測所)にて核実験監視のために放射性キセノンの観測を行っている。これまでの観測の結果、これらの観測所にてバックグラウンドレベルを超える濃度の放射性キセノン同位体が検出された。JAEA/NDCは、いくつかの検出事例に対してこれらの放出源を調査するためにATM解析を実施した。放射性キセノンの観測結果及びATM解析結果について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5064280